サッカーに特化した才能をもつ
自閉症の選手がいたらおもしろい。
彼は天才プレイヤーで、
ぜんぜんけんとうちがいのほうに
はしっているようにみえて、
見方からのキラーパスをひきだし、
まんまとこぼれ球をひろったりする。
ほかのひとには彼がなぜそこにはしるのか、
また、なぜそこにパスをだすかわからないけど、
結果的にすべてうまくいってしまうのだ。
彼には敵も見方も、他のブレーヤーの能力がよくわかっていて、
そうした情報を脳がすばやく処理して成功にみちびく、というはなし。
自閉症の選手だけでチームをつくっても、
ゲームで連携しあうことは苦手だろう。
1人だけという設定のほうがいい。
あるいは、現実は想像をすでにこえているかもしれない。
いま活躍している天才プレイヤーのほとんどは、
おおかれすくなかれ、
自閉症的な思考回路をもっているがゆえの
スーパープレイだったりして。
未来における人類の栄光は、
科学だけでなく、スポーツにおいても
自閉症を中心にすすんでいくのかもしれない。