広島県の高野町にある大坂リンゴ園へでかける。
秋がだいぶふかまり、
お天気もよくてたのしいドライブとなる。
県境をこえて広島県にはいると
とたんに広々とした景色にかわる。
なにかが島根県側と決定的にちがうのだ。
空のひろがりだろうか。
山のおおきさだろうか。
リンゴ園にみのっているリンゴは、
とおくからみると、とても赤くてあざやかにみえる。
ちかづいて、手にとれば、
いつもみるあたりまえのリンゴにかわる。
木についているときのリンゴこそが
本来のすがたなのだろう。
入園料が600円で、
おみやげにもってかえるリンゴは
1キロが400円だ。
そうたくさんたべられるものではないので、
元をとろうとするとちょっとくるしい。
いいドライブをさせてもらったことと、
うつくしいリンゴをみられたことに感謝して
10個をおみやげにもってかえった。
いつもは「ふじ」リンゴになれているけど、
大坂リンゴ園のリンゴは
甘みよりも酸味がひきたつリンゴらしい味だ。
これはこれでとてもおいしい。
家族にも好評だった。
リンゴ園の販売所では
いろいろな種類のリンゴのほかに
ジャムもうられていた。
アップルパイがすきなわたしは、
ここにアップルパイがもしあれば
かなりこころをうごかされるだろう。
大坂リンゴ園だけではたいへんなので、
高津町としてのとりくみで
アップルパイを特産物にできないだろうか。