15日におこなわれたインテル対カターニア(録画放送)をみる。
インテルが前半6分に1点をいれる。
それ以降はなかなかチャンスがつくれない。
なんとかカターニアの攻撃をしのいで
前半は1−0のままきりぬける。
しかし、後半にはいりしな、
たてつづけに2点(後半1分と4分)をいれられて
あっけなく逆転をゆるした。
守備崩壊、といったかんじだ。
その直後、インテルのラニエリ監督は2人の選手を交代させ
攻撃をあつくしようとする。
しかし間のわるいことにその2分後、
サムエルが右腿のうらをいためてプレイできなくなり
3人目の交代をよぎなくされてしまった。
インテルはほんの短時間に3人の交代枠をつかいきり、
その後の試合のくみたてがむつかしくなる。
はげしい雨のせいもあるが、
イージーなミスがつづけてでる。
調子がもどらないインテルを象徴するような試合だ。
けっきょく試合はこのまま2−1でおわる。
インテルは勝ち点をのばせず
リーグ18位という位置にいる。
長友は左サイドバックで90分出場した。
なんどもかけあがるが、
いいところでパスをまわしてもらえない。
ボールをもってもパスミスもめだったし、
まもっては、もうすこしでぬかれそうになったり、
せめあがったあとにそのスペースをつかわれたりと、
いいところがない。
今シーズンからチームのメンバーがかわり
まだ信頼をえていないかんじだ。
まえのシーズンは、
突然のインテル加入でなにかと注目があつまった。
今シーズンは、ルーキーとしてではなく、
ひとりのサッカー選手として
きびしい目でみられるだろう。
それがサッカーの日常風景なのだ。
むつかしくて、あたりまえにきびしい世界で
長友のシーズンがはじまった。
これからがほんとうのたたかいといえるだろう。