注文していた「ほぼ日手帳」がとどく。
梱包されていた箱のうちがわに、
「なんでもない日、おめでとう」という言葉を、
かって人々は、冗談として聞いたものだ。
しかし、王様も大金持ちも、鼠も孔雀も、恋人たちも、
いちばん欲しいのは、
そんな日々じゃないのかね」
という言葉がかいてある。
ほんとうにそうだ。
なんでもない日、平凡な日常が、
どれだけ大切なのかを
今年ほど実感する年はない。
「ほぼ日手帳」には、
文庫本サイズの「オリジナル」と、
すこしおおきなA5サイズの「カズン」がある。
わたしが注文したのは「オリジナル」のほうで、
いちにちに1ページがわりふられていて
たくさんかきこめることが特徴となっている。
でも、これには1週間をみとおせる形の予定表が
ついていないことに気づいた。
それこそが、わたしのほしかったものであり、
本やパソコンにむける時間を
もっと計画的につかえるように、
1週間をとおして生活をくみたててみたかった。
ちょうど、といったら失礼だけど、
配偶者の誕生日が12月1日なので、
この手帳は彼女へのプレゼントにまわさせてもらい、
わたしにはまたあらたに「カズン」を
注文することにした。
いろんなところにこまかな配慮がされている手帳なので、
プレゼントとしてきっと気にいってくれるだろう。
仕事術にくわしい倉下さんが
『ほぼ日手帳HACKS!』という
「ほぼ日手帳」のつかい方についての本をだしておられる。
電子書籍なので、登録してダウンロードした。
手帳自体があんがいたかいものだし
(カズンはカバーとセットで5900円)
こんな参考書もかったので、
じっくりつかいこむつもりだ。
この手帳をいかして、「なんでもない日」を大切にしたい。