職場の女性に「クラウドってなに?」
とたずねられた。
むつかしい問題だ。
ネットのさきが
おおきな雲みたいなところにつながっているという、
あくまでもイメージであることを、
できるだけわかりやすく説明するけど、
完全に納得したようすではない。
まあ、わたしの説明があまりうまくなく、
自分でいってても、さえないはなしだった。
ちょうど雷をともなった
はげしい夕立がふりはじめた。
雷がもし事務所におちたらいけないので、
パソコンの電源をおとし、
コンセントからもコードをはずす。
おなじひとが、
「クラウドは、雷にやられないの?」
となにげなくきいてくる。
そういえば雲のなかは雷でいっぱいそうだから、
クラウドはいかにもあぶなそうだ。
かるくだされた質問が、
あんがいクラウドの本質をとらえたものかもしれない、
とおもえてきた。
クラウドはイメージなのではなく、
ほんとに雲のなかにあるとかんがえたほうが
納得しやすそうだ。
パソコンは雷によわい。
雷は雲のなかにいる。
だからクラウドは雷に用心しなければならない。
すごくすっきりしてるけど、
よく意味がわからないので、
やっぱり論理的ではないような気がする。