2011年11月12日

少年になったむすこへの誕生日プレゼントはなににするか

14歳のむすこの誕生日になにをプレゼントするか。
すこしまえならゲーム機やゲームソフト、
あるいはiPodだったりだったりと、
まわりの友達がもっているものはひととおりほしがるので、
おくるほうとしては(いいかわるいかは別として)
そうたいへんなことではなかった。
まだ子どもだったのだ。
でもいまはもう少年になってしまった。
なにをかんがえてるかわからないし、
きいてもまともなこたえはかえってこない。
親とまったく口をきかないわけではないけれど、
自分からはなしをすることはほとんどない。
いちばんむつかしい時期をむかえ、
本人もいろいろたいへんなのだろう。
わたしがいまのむすこぐらいの年齢のとき、
親なんてまったく相手にしていなかったので、
それにくらべるとむすこの態度はまだ友好的といえる。

「スケボーの本かDVDはどう?」とたずねると、
「ああ、いいよ」とひくい声がかえってきた。
わたしにはどれがいいのかさっぱりわからないので、
ネットから本人にえらばせる。
『スライダー』というムック本にきまった。
アマゾンからとどいた本を誕生日に手わたすと、
わりと素直によろこんでくれた。

来年からの誕生日プレゼントはどうなっていくだろう。
もう子どもではなくなったことに
親のほうがついていけなかったので、
今回はなかなかきまらなかった。
これからは、子どもの欲求をみたすものではなく、
そのときどきに相手を気づかって、という
いわばふつうのプレゼントになるのだろう。
大人どうしの誕生日プレゼントだって、
かんがえてみればそう簡単なものではない。
むすこにプレゼントをおくれるのも、
これからさき、そうおおくはないだろう。
プレゼントできるしあわせに感謝して、
もうすこし頭をなやませていこう。


posted by カルピス at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする