W杯3次予選北朝鮮戦が平壌の金日成競技場でおこなわれる。
0−1の完敗だった。
北朝鮮側の応援はものすごく、
相手の選手たちもそれにこたえ
1対1のひとのつよさでは、
ずっと日本をうわまわっていた。
なれない人工芝ということもあったのか、
日本はなかなかボールをおちつかせることができない。
せめられると前にけりかえすのがやっとで、
パスをつないでせめあがるということがほとんどできなかった。
技術的にも北朝鮮の選手たちはすぐれていたとおもう。
わかい選手を中心にうまれかわり、
たしかにつよいチームになっていた。
セカンドボールがぜんぜんひろえないのも、
不思議とボールが北朝鮮側にころがっていくのも、
つねに全力でボールをおいかけつづけた
彼らのがんばりの結果だ。
とはいえアウェイの試合で相手ががむしゃらにむかってくるのは
あたりまえのことでもあり、
その気迫をかわすほどの圧倒的なつよさは
日本になかったということだ。
ザッケローニ監督になってはじめての敗戦だそうだ(17試合目)。
まあ、あまりない条件での試合だったので
(日本は3次予選の通過がすでにきまっていたし、
ものすごいアウェイだったし、等々)
そんなにショックがのこるまけかたではない。
わたしとしては、だいすきな中村憲剛が
後半17分にさげられてしまったのが残念だった。
ザッケローニ監督は、これからも憲剛を起用してくれるだろうか。