フル代表とおなじように、
試合のはいりかたがゆるいのか
日本はなかなか主導権をにぎれない。
バーレーンのはやい段階でのプレッシャーにくるしみ
パスがつながらない。
いいところまでいっても、さいごのパスがとおらない。
それでもすくないチャンスをいかし、
前半の終了間際と後半22に得点がある。
バーレーンは2点をうしなったところで
ラフプレーがめだってきた。
意図的に山田直輝のひたいをふみぬくひどいプレイがあったし、
ラインぎわでプレイがおわってるのに
日本選手をとつきとばしたり、
ゴールをねらったあとの永井のあたまをこづいたり。
中東特有のいやらしい試合はこびに
みてるだけでもいかりがわいてくる。
でも、日本の選手はそうした挑発にのらず、
無事に2−0で試合をおえる。
会場のバーレーン国立競技場は、
サポーターによる応援がほとんどみられない。
日本からの応援のほうが目だつぐらいだ。
ここらへんはアラブ特有の合理主義だろうか。
「(まだ)予選だろ?」みたいなかんじ。
でも、2008年におこなわれたW杯の3次予選で
バーレーンが日本にかったとき、
競技場も、そして国じゅうがおおさわぎだったことがある。
それだけW杯だけに関心がかたよっているのかもしれない。
オリンピック日本代表は、
11月27日に、こんどはホームでシリアをむかえる。
日本がはいっているグループCは、
ひとつの椅子をこのシリアとあらそうことになりそうだ。
ホームでの、のびのびしたプレイを期待する。