2011年11月29日

深津絵里のホクロがすばらしい

『ステキな金縛り』の感想をかいたとき、
深津絵里についてあまりふれなかった。
関心がないからではなく、
反対にありすぎるからだ。

『悪人』ではじめて深津絵里の存在をしる。
地方都市の紳士服店につとめるさえない女性を
すごくリアルにえんじていた。
「ださかやろ?」とさみしそうにつぶやく光代。
いまでも佐賀の郊外にあるあの店にいけば光代がいて、
すこしてれながら、
あたたかみのある笑顔でむかえてくれるような気がする。

『ザ・マジックアワー』はボスがかこう女の役だ。
自分につごうのいいことしかかんがえない
たまらないタイプの女性だけど、
男はだれも彼女の魅力にはかてない。
ボスの西田敏行みたいに彼女のことは
ぜんぶゆるしてしまいたくなる。
どんな役もそれらしくえんじてしまい、
(『博士が愛した数式』での家政婦さんは
ちょっとむりをしてるかんじがしたけど)、
どんな役もそれぞれにすてきだ。

『ステキな金縛り』では、
彼女のホクロがなんどもアップになって
すごくそそられた。
シワをかくさず、髪もくしゃくしゃで、
そのうえにあの口もとにあるホクロがうつると
ファンとしてはもうたまらない。
幽霊と友達になってしまう女性って、
そんなにはいないとおもう。
それもこれも、みんなあのホクロのちからなのだ。

posted by カルピス at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする