2011年11月30日

INAC神戸対アーセナルレディース

トヨタヴィッツカップ
INAC神戸対アーセナルレディースとの試合をみる。
アーセナルはイングランドの強豪チームで、
代表チームに4人の選手をおくりこんでいるということだ。
そのイングランド代表に、
日本はW杯で0−2でやぶれている。

試合開始後のしばらくはおたがいに様子みで、
なんとなくやりにくそうだったけど、
神戸は相手のつよいあたりにもなれ
だんだんボールを支配するようになる。
でも、ゴールはうまれない。
パスはつながるのに、さいごの1本の精度がたりない。
この試合については大野がブレーキになっていて、
なんども決定的なチャンスをのがしてしまう。
川澄は彼女らしいスピートどスタミナをいかしてはしりまわるが、
もういっぽのところでシュートにもちこめない。
けっきょく後半に1点ずつをいれあってのひきわけとなり、
MVPには1点目をきめたチ=ソヨン選手がえらばれて、
賞品のヴィッツがおくられた。

試合のあいまに、
神戸の選手たちが出演するトヨタのCMが何本もながれる。
グランドでふとんにくるまってねている選手たち
(いい走りにはいい休息を、なのだそうだ)。
ハーフタイムにロッカールームでのうちあわせで、
ヴィッツのはしりとかけあわせて
テキトーなことをいう星川監督と
ぜんぜんまじめにきいてない神戸の選手たち。
かずうったのが、すこしでもあたればいいやと、
気をぬいてつくったよさがでていてたのしい。
製品をうらなければ、という過剰なプレッシャーがないし、
そんなにお金をかけてないから冗談がつうじる世界だ。

こういう試合がみれるのは、
なでしこブームというおい風だけでなく、
スポンサーになってくれたトヨタのおかげかもしれない。
企業イメージはよくないが、
こういうことにお金をつかってくれると
またちがった印象をもてるかもしれない。

12月8日から18日までの日程でひらかれる
FIFAクラブワールドカップジャパン2011も、
トヨタがスポンサーだ。
4年ぶりに日本でひらかれるクラブワールドカップで、
日本からはJリーグの優勝チームが
参加することになっている。
バルセロナと試合するには
決勝までの3試合にかたなければならず、
ハードルはとてもたかい。
なんとか今年さいごにいい夢をみせてもらいたい。


posted by カルピス at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする