2011年12月08日

クラブW杯開幕 柏がオークランドシティをやぶる

クラブW杯がはじまる。
開幕戦としてJ1優勝クラブの柏が
ニュージーランドのオークランドシティと対戦し、
前半にいれた2点のまま2−0でにげきった。
1点目の田中のシュートは、
ゴールまえで相手のディフェンダーをすばやいうごきでかわし、
そのまま角度のないところからゴールにつきさしている。
そのあとすぐに2点目もはいり、
これは楽勝かな、とおもったら、
そうおもったときによくあるケースで、
後半はずっとせめられることになる。

せめるしかないオークランドシティは、
せめてみるとうまいチームだった。
柏はときたまシュートまでもっていくことがあっても、
ほぼすべての時間帯で主導権をにぎられる。
パスがつながらなず、セカンドボールもひろえない。
菅野がみせたなんどかのファインセーブがなければ、
どうなっていたかわからない試合だった。

ニュージーランドというと、
あまりサッカーがつよいというイメージはないが、
前回のW杯南アフリカ大会には出場していたし、
このクラブW杯にもこれが3どめというのだから、
強豪クラブといってよい。
クラブの歴史はあさく、オセアニア地域のサッカーリーグが
再編された2004年が創設の年であり、
それでクラブW杯に3どの出場というのはりっぱな実績だ。
放送のなかで、ほとんどの選手がセミプロと紹介されていた。
とはいえ外国人選手もいるので、
日本でいうとJFLのチームみたいなものだろうか。

柏のつぎの試合は、3日後の11日に
メキシコのモンテレイと対戦することにきまった。
なんとかかちすすんでもらい、
18日の決勝でバルセロナとの試合がみられることを期待している。

それにしてもサッカーのカレンダーは
そうとうに過密スケジュールだ。
柏としたら、Jリーグがおわって安心した4日後に
もうべつのカップ戦がはじまることになる。
このクラブW杯がおわっても、
まだ天皇杯の4回戦がまっており、
なかなか気をぬくことができないカレンダーだ。
つねにタイトルをねらいたいとはいえ、
これではからだと頭をやすめられるときがない。
よほどオフをじょうずにすごさないと、
来シーズンをリフレッシュされた状態でむかえることが
むつかしいのではないか。
サッカーファンにとってはありがたい
きれ間のないいくつもの大会の開催も、
選手やクラブにとっては、なんらかの選択をしなければ
とてもじゃないけどつづけられない日程となっている。



posted by カルピス at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする