ちかくの公園ではしる。
すこしノドがいたいけど、
マラソン大会まで2週間をきっているのだから、
多少のことにはくじけないではしる。
できるだけ距離に足をならしておきたいので、
外周を4周、98分はしった。
モチベーションがたかまると、
まったくあたらしい心境となって、
かろやかにはしれるかというと、
ぜんぜんそうはならない。
いつもとおなじようにヘロヘロで、
スピードは時速8〜9キロぐらいしかでない。
でも、これを5時間つづけたらマラソンを完走できるのだから、
とちゅうであきらめないこころのつよさがあれば
タイムはともかく完走はそうむつかしくないはずだ。
よく「35キロの壁が」とかいうつらい状況が、
どういうかたちでわたしにおとずれるか
みせてもらおうじゃないか。
練習を確実につみあげてないぶん、
ずぶとい精神だけは手ばなさずにレースにいどみたい。
完走したときのご褒美に
たっぷりのタイマッサージを頭と足に約束し、
たのしいマラソンデビューにしよう。
バンコクまでの往復チケットの料金10万3000円をきょうふりこんだし、
バンコクからチェンマイまでの飛行機も予約した。
保険にももうしこんだし、
大会本部からもOKの返事がとどいた。
きゅうにおもいついたにしては
いまのところスムーズにことがすすんでいる。
あとはできるだけコンディションをととのえることと、
出発の日に雪がふらないことをねがうぐらいだ。
3ヶ月まえのカンボジア・ベトナム旅行の経験をいかし、
こんどこそじょうずにもっていく本をえらぼう。