2011年12月29日

バイクをかりてチェーセンへ

きのう予約しておいたホンダウェーヴ125でメーサイへむけて出発する。
はじめは車のとおりがおおいが、
チェンライをはなれるにつれ車がへり、
のんびりはしれるようになる。

メーサイへは1時間ほどでついた。
ここはミャンマーとの貿易でにぎわう町のようで、
観光客だけでなく、たくさんの商売がらみのひとがおとずれている。
想像していたようなちいさな町ではなく、
なんだか中国の田舎町にきているような気になる。
とてもくつろげそうにないので、
そうそうにチェーセンゆきをきめる。

メーサイからチェーセンへの道路は、
いまあたらしくつくっているところで、
すばらしくひろいのに、交通量はほとんどない。
30分ほどバイクではしるとメコン川がみえてきた。
「ようこそ ゴールデントライアングルへ」という
看板がたっている。チェーセンについたのだ。

チェーセンも以前の旅行でいったことがある町だ。
そのときにはかぞえるくらいしか民家がなく、
ホテルも1、2軒しかなかったとおもう。
竹とわらでできたようなゲストハウスをえらぶと、
もうほかにはメコン川をみるくらいしかすることがなかった。
なぜか月刊文芸春秋がおいてあり、
植村直己さんについての記事をよんだことをおぼえている。

それがいまではすごいかわりようだ。
たくさんのリゾートホテルがたち、
メコン川を遊覧する大小の船がたくさんうかんでいる。
大型バスもひっきりなしにとおり、
道路にはおみやげ屋さんがならんでいる。

それでもメーサイやチェンライにくらべると
まだこじんまりとしていて、ゆっくりできそうだ。
にぎやかなとおりのはずれに、
「S.V.PLACE」というホテルがみつかった。
300バーツとそうたかくないのに、
部屋がきれいで温水シャワーもトイレもついている。
「Free Wi-Fi」は、タイではもう当然というかんじだ。

メコン川に面したところにあるバーでウィスキーを注文する。
『ブレイン・ドラッグ』をよみながら、
ときどきメコン川をゆきかう船をながめる。
川のむこう側はラオスで、おおきなお寺がみえる。
あすはチェンマイにもどり、
かえりじたくをしなければならない。
今回の旅行がそれそろおわることを
メコン川をみながらかんがえる。
チェーセン.jpg

posted by カルピス at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする