2012年01月06日

ヤッソ800をごぞんじですか?

『ランナーズ』の付録に「ランナーズ便利帳」として、
ランニングに関する用語の説明がのっていた。
トレーニング法についてもふれてある。
そのなかに「ヤッソ800」という
きいたこともないことばがでていた。

「800m×10本のインターバルトレーニングから
フルマラソンのタイムを算出する公式」
なのだそうだ。

たとえば800mを4分のインターバルで10本まわれるひとは、
論理的にはフルマラソンで4時間ではしれる、というものらしい。
インターバルは400mをゆっくりながすことでつなぐ。

公式は
「フルマラソンX時間Y分 = 800mX分Y秒×10本のインターバル」
であらわされる。
おもしろいことをかんがえるひとがいるものだ。

わたしの場合、このまえのマラソンが4時間50分だったので、
800mを4分50秒ではしることを10本つづけるちからがある。
ちがういいかたをすれば、
4時間をきりたかったら、800mを4分ではしることを
10本つづけるちからをつける必要があるということだ。
この数字は、トレッドミルで練習するときの実感と一致している。
いまのわたしには時速9キロだとぜんぜん楽だけど、
これが10キロになると1時間しかつづかない。
ただ、フルマラソンの距離をはしったとき、
スピードがだせないことよりも、
練習不足がたたって、ながい距離に
足がなれていなかったことがつらかった。
30キロをすぎると、もう足がそれまでのようにまえにでないのだ。
ヤッソ800の公式にそって
800mを10本まわるちからがついたとしても、
それは心肺能力がたかまったのであり、
足が距離になれたわけではないので、
それだけではフルマラソンをはしりきれないとおもう。
レースまえには30キロくらいをつづけてはしれるように
なっておいたほうがいいだろう。

800mや400mという距離は、
トラックをつかわないとなかなかとらえられないので、
道路でもできる1000mにして練習してもいいという。
800mを4分というペースは時速12キロだから、
トレッドミルでもにたような練習ができそうだ。

いまのままの練習をつづけても、
距離に足をならせば4時間30分はいけるとおもう。
ただ、つぎの目標として、
なんとか時速10キロのペースを維持して
42.195キロをはしりきれるようになりたい。
時速12キロで800mを10本はしることは、
いまのわたしにとってかなりハードルがたかく、
すごくくるしそうだ。
でも、ゆっくりはしるだけよりも、
トレーニングに挑戦の要素をいれることができる。
ヤッソ800をためしてみようか。

posted by カルピス at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする