2012年01月17日

ミラノダービーに長友がフル出場

ミラノダービー、インテル対ミランの試合を放送していた。
このところ5連勝とインテルが調子をだしてきたし、
長友も、その5連勝に2得点と貢献しているという。
解説はわたしがひいきにしている中村憲剛と、
ねがってもない放送だ。みないわけにいかない。

開幕当初は勝ち点がのびず、下位に低迷していたインテルも、
ラニエリ監督にかわってからはたてなおしが成功し、
1月15日のこの試合の時点で5位、
首位のユベントスと6点差までおいあげている。
ミラノダービーに日本人がでるようになったなんて、
と憲剛が感慨ぶかそうにいっていた。

前半はせめられる時間がながかったインテルが、
後半からはいいリズムでボールがまわりだした。
長友もいいクロスをあげたし、
自分でも2本シュートをはなつ。
試合はけっきょく後半にいれた1点をまもりきって
1−0とインテルが6連勝をきめた。

この試合ではそういうシーンはなかったが、
今シーズンの長友はこれまでよりも数段つよくなった。
まえはつぶれていたようなきびしいプレスにももちこたえるし、
たおれてもすばやくおきあがってボールにむかっていく。
スタミナはあいかわらずで、90分はしりまわっているし、
セリエAになれてきたのだろう、試合のながれをよむカンがさえて、
インターセプトする回数もふえてきたようにおもう。
これだけのはたらきをすれば、
監督やチーム内での信頼もたかまるだろう。
のびのびとあたりまえのように
インテルでプレーする長友がたのもしくみえた。

それにしても、サネッティの37歳は別格としても、
テレビの解説でインテルの選手の年齢を紹介するたびに、
その数字におどろくことがおおい。
ルシオが32歳で、ミリートとジュリオ=セザールも31歳だ。
相手のミランもセードルフが35歳だったり、ザンブロッタが34歳と、
こちらもずいぶんベテランの選手がおおい。
セリエAがゆるいサッカーをしているわけではないだろうから、
たまたまいまがそういう時期なだけなのだろうか。
それとも、イタリアサッカー界は、
なにかほかに選手生命がながくなる
特殊な状況があるのだろうか。
サネッティの体格をみてるとすごく頑丈そうなので、
たしかにこわれにくそうな気はするけど。
憲剛や遠藤選手も、あんまりはやく引退をかんがえないで、
丈夫でながもちの選手でいてほしい。


posted by カルピス at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする