2012年01月27日

なにかをはじめるには、やめることをきめる

『ウェブ時代をゆく』のなかで梅田さんが
「『時間のつかい方の優先順位』を変えるにはまず
『やめることを先に決める』こと」とかいておられる。
これはわりとよく耳にするかんがえかたで、
わかっていながら、わたしはこれがなかなかできない。
よさそうなことにであうと、
なんでもためしてみるのにそれが根づかないのも、
なにかをやめずにとりかかってしまうからだ。

とはいうものの、いまぐらい自分のために
時間をつかえるときはそうないのに、
なんでこんなに勉強も読書もはかどらないのだろう。
毎日はたらいているわけではないし、
主夫をしてるといっても合計で2時間ほどのことだ。
「ほぼ日カズン」をかって、
1週間をとおした予定をたてられるようになったのだから、
その日にやること、その週にやることを具体的に計画して、
それをコツコツとつみあげていけばいいだけなのに。

「生きてるだけでまるもうけ」というかんがえ方がすきで、
その日その日をつつがなくすごせれば、とおもいつつ、
さすがにこの状態はよくないという自覚がある。
老化による気力・体力の低下とともに、
ほっておいたら状況はもっとひどくなるだろう。

仕事をすすめるのがじょうずなひとは、
すきま時間を有効にいかせることと、
おおきな仕事をするときには
時間のかたまりを確保できるひとだろう。
いわゆる「カンヅメ」状態を自分でつくる。

いまのわたしには、そのどちらもかけているので
中途半端な「自由な日々」におわっている。
具体的な目標の設定と、
やめることの選択がわたしの課題だ。

posted by カルピス at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする