2012年02月02日

3回目のタイ米料理はインドカレー

タイ米をつかった料理の3回目としてカレーをつくる。
あるひとがつくってくれたカレーがすごくおいしいので、
おねがいしてスパイスをわけてもらったとき、
コピーしたレシピもいっしょにいただいた。
クミン・コリアンダー・ターメリック、
それにできればシナモンとカルダモンがあると
おいしいインドカレーがかんたんにできる。
このカレーを、だれにたべてもらっても、
その本格的な味わいをほめてくれるのに、
家族だけはなにもいわないのがつらいところだ。

14歳になるむすこは、ちいさなころから日本風でない
カレー・スパゲティ・パエリャ・水餃子を
(いちどだけだけどクスクスも)あたりまえにたべてきた。
おおきくなって、どこかの国でたべた料理が
家でなじんできた味だった、なんてことがあったららうれしいけど。
むすこがこれからどんな食生活をおくるのかちょっと関心がある。

今回つくったのは、ミントボールカレーとヨーグルトカレーの2種類だ。
ミントボールカレーはともかく、
ヨーグルトカレーはみた目がしろく、
カレーのイメージからずいぶんはなれるのでめずらしがられる。
たべてみるとヨーグルトの酸味がそのままいかされたおいしさで、
これはこれでひとつのカレーであることを納得できる。

本格的なインドカレーというと、
何日もコトコト煮こんで、とおもうひとがおおい。
でも、スパイスをつかってカレーをつくってみると、
1時間あれば2種類のカレーができるほどお手軽な料理だ。
わたしの師匠は、インドにおけるカレーを
「日本でのみそ汁みたいなもの」と喝破されていた。
たしかに毎日つくるものなのだから、
何時間もかけるこったものでは
日常的な家庭料理にならない。
それに、油をそんなにつかわないので、
食器あらいがすごくらくなのも
意外なおすすめポイントだ。

このカレーがタイ米でよりひきたつか、
というのが今回のはなしでは肝となる。
その結果はというと、
残念ながらおもったほどではなかった。
もちろんタイ米がわるいわけではない。
理由をかんがえてみると、
つかったスパイスが市販のものだったので
あまりかおりがたかくなく、
そうした風味のよわいカレーには
日本のお米のほうがあっていたのだとおもう。

3キロもってかえったタイ米も、
のこりが600グラムとなってしまった。あと料理1回分だ。
いままでためしたなかでは
パエリャとの相性がいちばんよかったので
(日本米でつくるときよりおどろくほどうまくいった)、
最後はパエリャなりそうだ。
タイ米がどこかでやすく手にはいらないだろうか。


posted by カルピス at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする