2012年02月19日

酒をやめられないのでワインをのむ

ちょっとまえのブログに、
「酒とコーヒーをやめる」とかいた。
しばしばのみすぎてしまい、
そのたびにくるしいおもいをするのは
あまりにもばかげているのでもうやめる、
みたいなことをもっともらしく宣言したのだ。
しかし、当然のこととして、
しばらくのちにまた寝酒をはじめてしまった。
かいおきしてあるウィスキーと焼酎に手をつけなければ
とりきめをやぶったことにならない、と
めちゃくちゃな理屈をつけて、ワインばかりのんでいる。
まともなワインだとそう気やすく毎日はのめないので、
1.8ℓ980円のやすい箱いりワインだ。
まえはボトル半分ものめばつぎの日によいがのこっていたのに、
このごろは毎晩2/3本のむのがあたりまえで、
それでもあんがい平気になっている。
すごくおいしいわけではないが(980円だからあたりまえ)、
そうかといって、とびきりまずいわけではない。
赤ワインのポルフェノール効果に期待して、
薬をのむようなものだとうそぶいている。

梅棹忠夫さんが
「休肝日はいらない。心臓をやすめる必要がないように、
肝臓もまたはたらきつづけるようにできている」
とはなしておられた。
有名なお医者さんからきかれたはなしらしい。
酒ずきのものにとってうれしいはなしなので、
これもまた自分へのいいわけにつかっている。

宮崎駿さんはタバコをやめようとおもったことがいちどもないそうだ。
たいていのひとが、やめたくてもやめれない、とか、
やめたのにまたはじめてしまった、とかいうのに、
やめようとおもったことさえないなんて、すごくかっこいい。
わたしも酒をやめる、などとあたりまえのことをいわないで、
もっとひととちがうところをみられるようになろう。

posted by カルピス at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする