生活介護でつかっている部屋を
どう構造化するかかんがえる。
先日木やさんにきていただいたときに、
空間のつかい方についてアドバイスをいただいた。
もうひとつ、エンパワメント研究所からでている
『働く自閉症者のための
作業改善の工夫とアイデア』
も参考になった。
今回のねらいは2つある。
・作業につかう空間と、食事やお茶につかう場所をわける
・ひとりで休憩できる場所をつくる
というもので、
かなりおおきな模様がえとなる。
4月は変化のおおいとき、ということに便乗して
いつもだったらやりにくい配置がえを
「新年度なので」という説明でのりきろうとおもった。
作業用に1mのながさの机を2つあたらしくかい、
壁にむかってそなえつける。
個人用のロッカー(たかさ1m)をおいて、
作業スペースとくつろぎスペースとをわける。
ひとりで休憩できる場所として、
これまではひとり用のソファがおいてあるだけだった。
これではまわりのうごきが目にはいり、
おちついてすごすことができない。
刺激をへらすために、ソファの横全面と前の一部を
段ボールでかこう。
変化への反応はわるくなかった。
食事のスペースがせまくなったけど、
そうなればなったで、
あんがいすんなり適応できている。
イスがたりないのはどうしようもないので、
かいたす必要がある。
ひとり用のスペースはいいかんじだ。
これまではずっとそこにすわって
まわりのうごきをチェックしていたひとが、
必要なとき以外はほかの場所ですごせるようになった。
変更して2日目なので、まだ利用されてない方もおられる。
全員の反応をみてから必要があれば修正したい。