バルセロナとミランの試合を放送していた。
バルサが3−1でミランをやぶり、
ベスト4にすすんだ試合だ。
西部謙司さんのメルマガに
この試合のことがかかれているので紹介したい。
1-1まではミランのプランどおりだったろう。ただし、バルサに再びリードされた時点でミランにはプランBがなかった。引いて守るチームには、基本的にリードされたときの策がない。
というのが西部さんのみたてだ。
わたしの観戦力では、
バルサのパスまわしのうまさに目がいくばかりで、
なぜこういう内容になったのかがわからない。
バルサをまえにすると、
おおかれすくなかれこういう傾向があるようで、
番組で解説をされた福西さんも、
分析するというより
バルサのうまさに感心する発言がおおかった。
『人生に必要な知恵は
すべて幼稚園の砂場で学んだ』
という本がある。
よんでないけど、きっとタイトルのような内容なのだろう。
わたしもまた、
おおくのことをサッカーにおしえられたといる。
「リスクをおかしてせめる」
に代表されるオシム語録からもそうだし、
西部さんの比喩にもよく感心させられる。
「引いて守るチームには、
基本的にリードされたときの策がない」
と、ポンとかかれると、
ほんとにそのとおりなのでしびれてしまう。
仕事や処世術で、
このことばがあらわすふかい世界を教訓としたい。