予定どおり2時間コースのジョギングにでかける。
風がつよかったのに、2時間3分ではしれた。
ヘロヘロになりながら無意識に足をだすのではなく、
さいごまで「はしる」ことができた。
はしりだしてしばらくすると、右ひざがいたくなった。
12月に初マラソンをはしったときからずっと、
なおりかけたり、またわるくなったりをくりかえして、
ひざのいたみがつづいている。
いたみは、左側だったり右になったり、
ひざのうしろだったりする。
すこしまえにネットでひざのいたみについてしらべると、
このタイプのいたみはつかれからくるもので、
ちょっとやすめばなおるものらしい。
でも、「ちょっとやすむ」ことがランナーにはむつかしい。
予定していたメニューをこなそうと、
すこしぐらいのいたみは我慢してはしってしまう。
大山のトレランに参加したとき、
ウルトラマラソンのランナーたちにとって、
ひざがいたいのはランナーの大前提みたいなもので、
そのいたいひざをどうもたせるか、
という発想からランニングがはじまっているのでおどろいたものだ。
レベルはだいぶおちるけど、わたしもいまや、
ひざに問題をかかえるランナーのはしくれだ。
ランナーらしく、ひざがいたくて練習をやめたことはない。
ひざのいたみというのは不思議なもので、
いたくてもはしっているうちにおさまったり、
トイレきゅうけいでちょっと足をやすめると、
いたくなくなったりする。
週40キロほどの練習量なのだから、
ひざのうったえに、そうみみをかたむけるわけにはいかない。
毎週2時間のジョギングをつづけていると、
まえはかならず足のケイレンでくるしんでいたのに、
それがなくなった。
はしりも安定してきたといってよい。
長距離は、練習量がそのまま成果としてかえってくる。
ありがたいし、こわいところでもある。
いまさらスピード練習にとりくもうとはおもわないので、
もう1にちはしる日をふやして距離になれれば、
そのままマラソンレースの準備になるだろう。
よく「3ヶ月でフルマラソンを」みたいな本をみかけるけど、
わたしの場合は1年かけて愚直に距離をかさね、
パリマラソンへの準備としたい。