放課後等デイサービスとしてつかう家をさがしに、
パートナーと不動産屋さんをたずねる。
開所するのは7月からだけど、
事業申請をするには拠点となる場所がきまっていないといけないので、
これからの日程にあまり余裕はない。
こちらの条件としては、
あたらしからずふるからず、
あまり交通量のある地域ではなくて、
駐車場に余裕があるところ。
もちろん家賃とのおりあいも必要だ。
不動産屋さんのパソコンに、
候補となる家がいくつかあがってくる。
あんがい対象となる物件があるものだと安心し、
そのいくつかについて相手側の不動産屋に確認してもらう。
「こんな家もあります」と、
はなしのついでに紹介された家は、
いろいろな点でわたしたちがさがしている条件をみたさなかったものの、
5万円とやすいうえにおもしろそうな外見だった。
児童デイを成功させて、その家をかくれがとして採用したくなる。
家さがしはたいへんだけど、不動産屋さんに足をはこぶと、
おもってもない場所に雰囲気のある物件があることがわかる。
そんな家をかりるだけで、
かんたんにこれまでとちがう生活をはじめられるような気がしてたのしい。
午後からは、外からだけでもみてみようと、
不動産屋でもらった地図をみながら現地にでかける。
じっさいにおとずれてみると、
家のある地域の雰囲気がわかるし、
子どもたちがつかうのに適切な建物であるかどうか、
なにがしかの印象をえることができる。
きょうみた家は、1軒はつかいがってがわるそうだったし、
もう1軒はあたらしすぎてつかうのがためらわれるような家だった
(心配しなくても、相手側からことわられたけど)。
簡単にはみつからないかも、という気がだんだんしてくる。
不動産屋さんに案内してもらい、
1軒の家は建物のなかもみせてもらった。
1階にダイニングと6畳間、
2階にも2部屋と、わるくはないけど
もうひとつこちらの胸にせまってくるものがない。
せっかくつれていってくれた不動産屋さんにもうしわけなくて、
「なにかこう〜」とわけがわからないことをモゴモゴいってことわる。
いまはパソコンに物件が登録されているので、
あちこちの不動産屋をまわらなくても
おなじ情報を手にすることができる。
いい物件がでてきたら連絡してもらえるようおねがした。
また、「不動産ナビ」のサイトでしらべることができので、
自分たちのパソコンでもチェックすることをすすめられる。
いいであいがありますように。