W杯アジア最終予選対オマーン戦。
むずかしいといわれる最終予選の初戦を、
3−0でおえることができた。
ほんとうに、日本はいつも、
どことやっても苦戦してきた。
これまでの最終予選で、
安心してみていられた試合なんかあっただろうか。
それがきょうは3−0の完勝という、
最高のスタートをきることができた。
1点目は前半12分といういい時間に
長友のクロスを本田がボレーシュートできめる。
この先取点で選手たちは安心したのか、
そのあとは攻撃に迫力がなくなり、ミスがめだつようになった。
横パスや、うしろにさげるシーンがおおく、たてパスがはいらない。
ザッケローニ監督はかなりイライラしていたようだ。
そんななかで2点目を後半6分に、
そしてその3分後にすぐ3点目をとることができたので
すごくらくに試合をつくることができた。
3点をとることができたものの、
相手のキーパー、アルハシブはとてもいい反応をみせた。
彼のスーパーセーブがなければ、
あと3点ぐらいとれていたところだ。
堅守といわれていたわりには
オマーンは日本の攻撃についていけなかったけど、
後半にはオマーンがボールをまわす時間帯もあった。
ルグエン監督としたら、アウェイとはいえ
3−0は不本意な結果だろう。
なにかアクシデントがあったのだろうか。
それとも、日本のサッカーがそれだけちからをつけたのか。
最終予選はきょうからはじまり、
来年の6月11日におこなわれる
アウェイでのイラク戦まで、
1年をかけて8試合がくまれている。
まず大丈夫とはおもいつつ、
なにがあるかわからないのもまたたしかだ。
どんなかたちで日本は
2014年のブラジル大会をむかえるだろう。