県の障害者福祉課へ、
放課後等デイサービスの事業申請にうかがう。
前回(4月)たずねたときに申請書のコピーをおわたししてあり、
それについて修正が必要な点をおしえてもらう訪問だ。
申請書はまだ完全なものではなかったとはいえ、
多少の訂正と追加ですむだろうとおもっていたのに、
そうはいかなかった。
なれないものにとって申請書とはきびしいもので、
1時間以上にわたって修正に必要な事項の説明をうける。
ていねいにおしえていただけたので、
来週にはスキのない申請書を提出できそうだ。
おなじ時間帯に理事長は不動産屋へ契約におとずれている。
なんだかんだあったけども、
これでいよいよ6月15日から事業所をかりられることとなった。
家にかえると、先日ひらいた口座のキャッシュカードが、
銀行からおくられていた。
障害者福祉課からのかえりには、
印鑑いれと朱肉もかった。
こういうのは準備がすすみつつある、
とはいわないかもしれないが、
心理的には前進している手ごたえをかんじることができる。
トートツだけど、「日記は風化しない」ことについて。
椎名誠についてのWEBサイトである「旅する文学館」のなかで、
『むはの断面図』が30年たったいまもなおおもしろいのは、
日記は風化しないから、と目黒考二氏がはなしている。
「団子を食べた感想とか。
そんなのどうでもいいじゃん本質的には(笑)。
だから結果的に嘘くさくなる。(中略)
日記はあったことを書くだけだからね、
感想はいらないんだ。だから風化しない」
感想をかくことが仕事みたいな椎名さんにたいして、
ムチャな指摘とはおもいつつ、
頭のどこかにおいておきたい注意事項だ。
いっぽうで、風化しないことに意味があるかというと、
それもまたどうかなとおもう。
というわけで、
きょうはへたな感想をこねくりまわしたりせず、
「放課後等デイサービス・ピピ」における歴史的ないちにちを
業務日誌的に記録しておく。