7月27日(金)からトレーニングセミナー(米子)に参加する。
トレーニングセミナーは、
TEACCHプログラムでの支援を勉強する機会として
3日間の日程でおこなわれている。
自閉症の障害をもつ、当事者のかたに協力していただくのが特徴で、
そのかたに支援の意味をとどかせるための要点を、
グループにわかれてはなしあい、
じっさいに支援ツールをつくっていく。
それをご本人にためしてもらい、
うまくいかなかったことについては
さらに修正(ときには2回の修正も)を
ほどこすことまでが研修にふくまれる。
具体的なモデルがじっさいにいなければ
ぜったいに体験することのできない内容だ。
これまで数おおくの研修会に参加しながら、
その知識がつかえるものになっていないわたしにとって、
ピピの開所にあわせてという
ぜっこうのタイミングでの研修となった。
わたしがはいったグループのメンバーは、
日常的にTEACCHでの支援をおこなっているひとたちばかりで、
わたしのひくいレベルとはおおきなへだたりがあった。
たとえば、「お皿をあらう」という活動への支援をかんがえるときに、
1枚のお皿をあらうことと、
2枚以上のお皿をあらうこととは、
質的におおきなちがいがあることを
わたしはをまったく理解していない。
わたしの発言はいつもどこかピントがずれていて、
グループではなしあうたびに
なさけないおもいをした。
研修会をささえてくださった関係者の方々、
わたしたちにじっさいのモデルとなって協力してくださった
当事者の方々、そしてそのご家族のご支援がなければ
この研修会は成立しなかった。
すばらしい機会をあたえてくださったことに、ふかく感謝したい。