2012年09月18日

ピピの抜糸を自分ですませる

手術から3週間たち、やっとピピのしっぽの傷がくっついてきた。
ほんとなら、病院へいって抜糸をしてもらうところだけど、
このまえ先生にかなりおこられたのでなんだかいきにくい。
これまでの経過をまとめておくと、

1 ピピのしっぽのキズが化膿し、皮がはがれたので病院へつれていく
2 キズがひろいので、まわりの皮をよせあつめ
 なんとかぬいあわせてもらう。
 2週間後に抜糸にくるよういわれる。

手術したピピをひきとるとき、
カラーをつけるよう念をおされたのに、
けっきょくカラーもつけなかったし、
ケージにもいれなかった。
カラーはあるとおもっていたけど、すててしまったようで、みあたらなかった。
ピピにつけても、どうせひどくいやがってとってしまうので、
はじめからあきらめていた。

という状況で看病、というか、外にでないように気をつけ
家のなかにとじこめていたところ、ぬったキズがまたひらいてきた。
もう1どお医者さんにつれていくと、ひどくおこられる。
カラーもつけずにテキトーな対応しかできないと、
しっぽをきらないといけなくなる、とか、
もう薬はないんですね、そうやってキズ口が化膿するのを
ただみているだけなんだね、とか、本気でおこっている。
いやがってカラーをとってしまうといってもダメで、
入院中のネコを指さして、

「あの子もものすごくいやがったけど、
それは半日のことで、それがすぎればあとは大丈夫」

といわれる。
たしかにそのネコはケージのなかでおとなしくしていたけど、
でも、そのネコがそうだからといって、
ピピもしずかにしてくれるとははかぎらない。
さいわい2週間後にキズはふさがり、抜糸ができる状態になった。
いきがかりじょう、もうこのキズのことで先生にみてもらいにくい。
しりあいの家のネコが避妊手術をしたとき、
抜糸は自分たちがやった、といっていたことが記憶にのこっていたので、
自分でピピのしっぽの抜糸をすることにする。
かわいてきた傷口の糸を眉毛用のはさみできったら
あんがいかんたんに糸がぬけた。
しっかりぬってあるところは
どこにハサミをいれたらいいかわかりにくかったけど、
いまさらとちゅうまで抜糸をした状態を
獣医さんにみせわけにはいかない。
いちどついたウソは、そのままつきとおさなければならないのだ。
慎重にハサミをいれ、なんとか全部の抜糸をすませる。
なんだかパソコンのメモリー増設をおもいだした。

ネコの抜糸は自分でできますよ、といいたいわけではない。
お医者さんにやってもらったほうが安心にきまっている。
あらかじめネットで確認すると、
ちゃんとお医者さんに抜糸をしてもらうこと、
でないとまたそこからバイキンがはいって・・・、と
当然のことが指摘されている。

わたしがお世話になっている病院は、
いい先生だからこそ、そんなにおこってくれたわけで、
テキトーな治療でとんでもない料金を請求する病院があることをおもえば、
良心的でありがたい先生であることはまちがいない。
ネコがかわいいといいながら、
自分の都合でなおるケガをひどくしてしまうようなら(わたしみたいに)、
ネコにたいしてももうしわけないはなしだ。
ただ、それでもいろいろな事情から病院にいきにくいときは、
自分で抜糸をすることも可能なことを
頭のすみにおいておくのは無駄ではない(かもしれない)。

posted by カルピス at 22:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする