2012年09月20日

「地の利」より、事業所ピピの特徴をだすこと

放課後のデイサービスを市の南側ではじめるというと、
ほぼ全員の方が「これまで南側にはなかったのでよかった」
という反応をしめされた。
競合する同業者がいないというわけで、わたしもわるい気はしない。

しかし、地理的に家からちかいということが
じっさいにどれだけ重要かというと、
これまでのところあまり関係がないとはっきりいえる。
サービスの利用は、それぞれの家庭がことなった事情をかかえており、
家のちかくだから、という条件は、
そのなかのほんの一部にうったえるにすぎないようだ。
すでにほかの事業所を利用しているひとは、
特別の事情がないかぎり、いまさら別のところへかわろうとはおもわない。

地の利が有利にはたらかないとなると、
わたしたちにできるのは、ピピの特徴といえる「つよみ」を全面にだして、
それを理解してもらうことになる。
わたしたちは、放課後等デイサービスをスタートさせるにあたって、
ずっと発達障害の子どもたちを頭において準備してきた。
ピピの特徴はあきらかだ。
発達障害に特化していること。
わたしたちの実力からすると、その表現では誇張がすぎるので、
「発達障害をもつ子どもたちが
安全にすごせるデイサービスです」
といういい方でピピの特徴をあらわすことにした。

発達障害を全面にだしている事業所は、
おなじ圏域にはなさそうなので、
利用者のニーズがそこにあれば(あるはず)、
ピピを必要とするひとは着実にふえていくだろう。
いまは、「まつしかない」ときだと腹をきめ、
いまのうちにピピのつよみをたしかなものにしていこう。

posted by カルピス at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 児童デイサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする