何年かまえから新聞記事のきりぬきをつづけている。
といってもなにかはっきりとしたテーマをしぼっているわけではなく、
ひとつもきりぬかない日がおおいくらいの細々としたペースだ。
ネットの記事は、エバーノートへのクリップをつかっていて、
朝日新聞もネットでもよめるサービスがあるので、
それをつかえばいいものの、
継続性にもうひとつ信頼できないので
まだもうしこんでいない。
9月20日には、めずらしく5つの記事にチェックをいれたので、
わたしがどんなうごきに興味をもっているか(いたか)を記録しておきたい。
記事はすべて朝日新聞のものだ。
・「工夫も楽し5アンペアの夏」
東京電力が電気料金を平均8.46%値上げしたのに対抗し、
アンペア契約を40アンペアから5アンペアにさげた記者の体験ルポ。
5アンペアではエアコンがつかえないので、
扇風機を微風でつかう。
テレビをつけると扇風機以外の家電との併用はむつかしい、
というかなり特殊な生活となる。
でも、頭をつかって工夫するのがたのしそうでもある。
・「フランスの山岳快走 浜梶さん”世界一”」
フランスでおこなわれた山岳マラソン大会で、
島根県西ノ島町の男性が優勝したという記事。
浜梶さんは標高1000〜2600メートル、全長114キロのコースを
25時間51分ではしりぬいている。
・「やればできるんだ!」
テロ・交通マヒ・悪天候と、
心配はつきなかったのに、意外とうまくいったロンドンオリンピック。
『オリンピック抜け殻症候群』におちいっている
イギリス人の心理が紹介されている。
・「自民党、電力改革やる気ある?」
民主党政権には愛想がつきたけど、
どうしても自民党政権にもどしたくない理由に
「自民党が政権に復帰すれば(電力)改革の火はあっというまに消える」
ことがある、という記事。
・「退く『世界の警察』」
ヨーロッパからの米軍撤退について。
冷戦後も8万人態勢を維持してきたところを、
米経済の再建を優先させるために、1万人の撤退をきめている。
とはいえ、「世界の軍事費」としてのせられている表をみると、
アメリカの軍事費は、アメリカ以外の上位5カ国
(中国・イギリス・フランス・日本・ロシア)を
合計した金額である3224億ドルの
さらに2倍以上にあたる7393億ドルというから、
いかに突出した存在であるかわかる。
以上の5点。5つというのはわたしにしては例外的におおい。
1面にのった記事をきりとることはほとんどなく、
重大な事件を記録するというよりも、
わたしがなんとなく気になることだけを対象にしている。
きりぬいた記事は、スキャナーでとりこんで
エバーノートにおくる。
ながれとしてはできているけど、
すぐにスキャンするのは面倒なので
ついためこんでしまいがちだ。
べつの日にきりぬいた「ぶっ壊してくれよ」がよかったので
これも紹介しておく。AKB48におくる、おじさんのあついメッセージに共感した。
とおもってたら、「AKB48は演歌、ぶっ壊したりしない」という
反論もでていた。これはこれでまたおもしろい。