16日のBSSラジオの番組『おしゃほん子育て応援部』に
われわれの代表である高橋克巳が出演した。
スタッフ3人でCDラジカセにむかい、高橋の声に耳をかたむける。
以前から、2ヶ月に1どくらいの頻度で番組によばれ、
「木や」のことをはなしてきたつながりがあったそうだ。
そのおかげで今回こうやってピピについて宣伝する機会を得る。
そう。まったくこれはピピの宣伝だった。
あとで高橋がいっていたけれど、
番組のなかでそこだけポコッとうきあがった異質な10分間だ。
番組とあまり関係のない内容なのに、
こうした場を提供してくださったラジオ局の配慮に感謝したい。
おもちゃをつかって子どもたちに
たのしい時間と場所を提供するピピのとりくみを、
たくさんのひとにしってもらうよい機会となった。
いつものように、高橋は特徴のあるはなし方で
ことばをえらびながらピピのよさを説明する。
良質なおもちゃであそぶことにより、
子どもたちとの信頼関係をきずくこと、
子どもたちもあそびのなかで自信をつみかさねていく、といったピピの特色が
きいているひとにわかりやすくつたわったとおもう。
ピピのめざすこととして高橋は、
安心した環境のなかで子どもたちの可能性を最大限にひきだすこと、
とはなしていた。
ほんとうに、これこそがピピのめざしている姿だ。
関係者ながら、こんなすてきな事業所がちかくにできたことをうれしくおもう。
女性アナウンサーも障害児の状況をよく理解されている方で、
適切な質問で高橋からピピのよさをひきだしてくれた。
「時間をすごせばいいだけでなく、
みとおしをもって行動できるのがすてきですね」
なんて、わかってないとなかなかいえないことばだ。
わたしたちのおもいをくみとっていただけたようでうれしくなる。
番組がおわると、といあわせの電話がなりつづけるかとおもったら、
これまでのところ世間は冷静な反応をしめしている。
一般社会のうごきって、ほんとによめない。
ラジオでピピのことをはなしているという非日常的な出来事なのに、
なんだかあたりまえのような気がする不思議な時間だった。
よい機会をつくってくださった『おしゃほん子育て応援部』の方々に感謝する。