2012年10月26日

「放射能事故の拡散予測」事故がおこればおわりのはじまり

きのう(10月25日)の朝日新聞に、
放射能事故の拡散予測がのっていた。
全国16カ所にある原発で、
福島第一原発のような事故がおきた場合を想定してのものだ。
2ページをつかって16カ所の原発を全部のせた地図をみると、
日本列島のそこらじゅうに原発が点在しており、
どこで事故がおきてもたいへんなことを実感させられる。
けさの朝日新聞の川柳欄に

「原発に観念しろと言われた気」

というのがのっていた。
まさに、そんなかんじだ。

わたしのすむ松江市にも島根原発があり、
全国でいちばん県庁所在地にちかい原発としてしられている。
被爆線量がもっともおおきくなる方向は原発の南東、とあり、
これは、まさに松江市の中心にむかう、ということだ。
すんでいるものにとって、たのしい予測ではない。
わたしの配偶者の実家が、原発から40キロ以上はなれた町にあるので、
そこに避難することはできそうだ。
でも、じっさいに事故がおこれば
避難してすむはなしでないことくらい、わたしにもわかる。
事故がおきればおわり、とおもっていたら、
福島原発の事故で、おわることもそう簡単でないことがわかった。

日本人は、原発との共存をほんとうに覚悟したのだろうか。

posted by カルピス at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする