2012年11月08日

ピピのサービスをよろこんでくれるお客はどこにいるのか

自社サイトのうりあげをどうすればふやせるのか、
という5回シリーズの勉強会に先日から参加している。
講師はカンドウコーポレーションの福原勘二さんだ。
「本気は伝染する」をかかげての、
ものすごく内容のこゆい講座で、
はなしをきくたびにあたらしい刺激で頭がクタクタになる。
本気が伝染し、今回の参加が複数回になる方も数名おられる。

こういう会に参加されるぐらいなので、
どの会社もネット販売をなんとかしなければ、というなやみを
共通にもっておられる。
どうやってお客に商品をクリックしてもらうかは
いつもわたしたちにつきつけられている切実な問題だ。
この自分たちのおもいを、どうネットショップで表現するか。

福原さんが講座のはじめからずっといわれるのは、
自分たちのつよみをどうとらえるか、であり、
そのつよみを、いいとおもってくれるお客さんは
どこにいるのか、ということだ。
これらについて延々とほりさげ、
自社の商品をとらえなおす。
自分たちのつよみはあんがい気づかないもので、
福原さんはそれが「お客さまのほめことば」にかくされているという。
お店やネットでお客さまがほめてくれたコメントをかきあげていくと、
どんな点を評価し、よろこんでもらえたかがわかる。

もうひとつわたしがひかれるのは
「1点集中主義」という手法だ。
「しぼりこむ勇気」ともいわれる。
商品をかぎることで自分たちの特徴をお客につたえやすくなる。
あれもできます、これもある、というショップではなく、
うちの看板商品はこれです、とドーンとうちだす。

ピピのサービスをよろこんでくれるお客さまはどこにいるのか。
そして、わたしたちはどのサービスを
ピピの看板商品としてうちだすのか。
ものをうるショップではないけれど、
福原さんの講義をきっかけに、
自分たちのサービスについて
あたらしい視点でかんがえられるようになった。

福原さん流の商売において、
前提にあるのはお客さまがだいいち、というかんがえ方だ。
「お客さま」ばかりいうのは、
いっけんいやらしいことにきこえやすいけど、
福原さんは本気なのでいやみがない。
戦略の底にながれているのが
「お客さまがだいいち」であるからこそ
お客は信頼し、安心してそのサービスをうける。
自分のためにやっているのではないからこそ、
福原さんの発言、生きかたには迫力がある。

posted by カルピス at 10:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 児童デイサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする