2013年01月25日

たよりの編集にとりくむ

職場でつくる「たより」の編集にとりかかる。
隔月でだそうとしており、今回が3号目だ。
そんなに目あたらしいことばかりがおこるわけではないので、
記事の中心は毎日の活動のようすと、
事業所の特徴としているおもちゃや部屋の紹介となる。
どこになにをかくのか、ある程度きまっており、
そんなになやまなくてもカレンダーがすすめば
自然とできてくる・・・・、
ということはもちろんなく、
毎回それなりに想定外なことがおきて、
発行予定日どおりにいかないのが実情だ。

わたしがきらいな記事に、職員紹介と編集後記があり、
どんなに記事あつめにこまっても、
この2つにはたよらないようにしている。
職員紹介は、ほんの数行のあたりさわりのない「紹介」がほとんどで、
よんでもおもしろくないし、スペースがもったいない。
どうせかくなら腰をすえて紹介してほしいものだ。
編集後記のおおくは「発行日をなかなかまもれなくて・・・」と
いいわけにおわっているものがおおいし、
なんとかたよりができあがった安心感からか、
ひとりよがりでいわずもがなになりやすい傾向がある。
そんなものにわざわざスペースをさくのなら、
本筋とはぜんぜん関係ないことでも、
興味がもてる内容のほうがいいんじゃなか、というのが
職員紹介と編集後記をさける理由だ。

というわけで、今回はあいたページをうめるのに、
放課後デイサービスとはほとんど接点のない
仕事術についてかくことにした。
本業と関係ないといっても、その記事によって
事業所の雰囲気がなんとなくつたわれば、
それはそれで意味がでてくる(ような気がする)。

わたしがすごいとおもった記事に、
『本の雑誌』が創刊されて間がないころの企画がある。
文庫本をビルの屋上から地面にむけてなげ、
どの出版社の本がいちばんつよいかをくらべる、というものだった。
そんなことをして本の価値がきまるわけではないし、
くらべるものさしもはっきりしないので、
そもそもはじめから意味はないのだ。でもおもしろい。
こんな企画がとおるような、
すきまがいっぱいあって自由な事業所だったら、
保護者は安心してわが子をかよわせることができる、
なんておもうわけないか。

本業のかたてまにたよりをつくるのだから、
そんなにエネルギーをかたむける余裕はない。
あんまり気あいをいれすぎずに
サラッとつくってしまうのがひとつのコツだ。
こりすぎて、つかれはてると、なかなかつづかなくなる。
いちねんにたよりを6回だしたとしても、
30号をむかえるのに5年かかるわけで、
わたしがたよりを担当できるのは何号までになるだろう。
ほんの4〜6ページからなるささやかなたよりでも、
そうおもうと、できるだけのことはしておこう、という気になる。

posted by カルピス at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 児童デイサービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする