「忘れることは罪ではないと思うのです(中略)。
でも、忘れてはいけないことがあります。
『これは忘れてはいけない』と、
じぶんで決めたことは、忘れてはいけないことです」
ほぼ日の「今日のダーリン」
にかいてあったことばだ。
正直にいうと、わたしはこの「忘れてはいけない」と
きめたことをわすれていた。
2年前のきょう、大震災がおこったことはおぼえている。
でも、被害にあったひとたちのことが
あきらかに意識のなかでうすらぎ、他人ごとになっている。
2年前にはあまりにも非現実的な状況に、
息ぐるしいような圧迫感をおぼえた。
わたしたちも、うすくなった空気を
すっているような気がしていたのに。
いろんなひとがいろんなことをいうけれど、
まだ支援が必要なのはまちがいない。
個人としての協力と、職場としての協力の2つを
「わすれないしくみ」として今年からはじめようとおもう。
被災地にある障害関係の事業所への支援がなにかできないか、
いまさらながらだけど行動にうつそう。
「忘れてはいけない」ことをわすれないために、
自分への約束とする。
約束をまもれないような、つまらない人間でないことを
具体的な活動でしめそう。