きのうはJリーグ第4節、横浜F・マリノス対FC東京をみる。
ずっとマリノスがおしながら、
さきに点をとったのは東京だった。
前半27分に李忠成がボレーシュートをきめる。
でも、マリノスはぜんぜんあわてない。
後半16分に中村俊輔のフリーキックでおいつくと、
そのあとすぐに藤田のヘディングで逆転する。
FC東京はマリノスのディフェンスをきれいにくずして
ふたたび同点にするが、
試合終了間際に藤田の2点目でかちこした。
すべての時間帯において、
マリノスのふところのふかさが印象にのこる。
自分たちのサッカーをつづけていれば、
そのうちかならずおいつける、
という確信をもってプレーしているのがつたわってくる。
開幕から3連勝中という、いきおいもあるのだろう。
きょねんはおなじ時期にいいサッカーをしながらも
なかなかかち点をのばせなくて、くるしんでいたことをおもうと、
かつことで得る自信は、なにごとにもかえがたいことがわかる。
いっぽうで、川崎フロンターレはまだ1勝もあげていない。
風間監督にかわって2年目となり、
その戦術が浸透するのが期待されていた。
しかし、これまで2敗2分と、結果がでないのが気にかかる。
まだ4節とはいえ、おかしいおかしいと
おもっているうちにずるずるいってしまうのが
リーグ戦のこわいところだ。
きょねんのガンバはまさにさいごまで「こんなはずでは」の
状態からぬけだせなかった。
1勝すればそれをきっかけにかわれるというけど、
あせりがでないうちにはやくぬけだしてほしいところだ。
大宮はまけなしの2勝分で現在4位につけている。
昨シーズンの終盤からかぞえると、
これで15戦まけなしなのだそうだ。
残留あらそいで名前をうった大宮なので、
このままでは「おちない」お守りがうれなくなってしまうと、
いまから余計な心配をしてしまう。
きょうおこなわれたJ2では、
ガンバが札幌あいてに3−1と、リーグ戦2勝目をあげた。
ひいてまもるJ2のむつかしさは以前から指摘されているし、
どのチームも打倒ガンバでがんばってくるだろうから、
うけてたつガンバはそうとうたいへんだ。
その点で、降格チームどおしの札幌が相手だと、
これまで対戦のなかったチームよりたたかいやすいのだろう。
これでリーグ3位と、なんとかかっこがついてきた。
ガイナーレ鳥取は長崎に1−3でやぶれる。
それまで3位につけており、おもわぬ好調ぶりにおどろいていた。
いちばんちかくにあるチームとして、
また松江出身の小村監督になったこともあり、
いつもよりすこしだけガイナーレを気にとめている。
今シーズンはガンバ効果によって、
これまでよりJ2が注目されそうで、
応援にもでかけようとおもっている。