2013年05月08日

Jリーグタイムの「ゆりすぐり」がまちどおしい。伊藤ゆりさん

Jリーグ中継の「10分後!」にはじまる『Jリーグタイム』で
アシスタントをつとめる伊藤ゆりさん。
NHKのアナウンサーかとおもっていたら、
タレントなのだそうだ。
いぜんはしろうとっぽかったのに、
このごろはいいプレーをしっかり評価する
「専門家」としてのちからをつけてきた。
試合のまえやあとに、選手へのインタビューをすることがあり、
そのときには相手の目をまっすぐにみて
一生懸命に質問する。
あまりにもじっとみつめるので、選手たちもこまってしまい、
やりにくそうにうけこたえしている。

番組の最後に、その日でいちばん印象にのこるシュートを
「ゆりすぐり」と称してとりあげるコーナーがある。
このごろは、はでさではなく、
うまさがひかる玄人ごのみのシュートをとりあげるようになり、
ゲストの解説者にほめられることがおおくなった。

5月6日の放送では、解説者が早野宏史さんだったため、
ずいぶんいじられていた。
この日の「ゆりすぐり」は浦和レッズの原口元気選手だ。
原口選手のシュートは、キーパーが手でパスしたボールを
70メートルもずっとドリブルで相手ゴールまではこび、
さいごには3人のディフェンダーをぬいて
ひとりできめるというすごいものだった。

早野 「ダビ選手のシュートとどっちをえらぶかとおもいましたけど、
    原口選手のほうをえらびましたね」
ゆり 「どっちにしようかとおもったんですけど」
早野 「わかいほうをえらびましたね」

この他の発言では、

早野さん「◯◯選手は顔つきがかわってましたねー」
ゆりさん「メラメラしてました」

メラメラする、という表現をはじめてきいた。
雰囲気がつたわってくるし、
ゆりさんらしいいいまわしだとおもう。

舌ったらずで、そしてじっさいになんどもかみ、
あぶなっかしいコメントをはさむので、
なにかやらかしはしないかと、いつも心配しながらみることになる。
でも、ここ最近の急成長はすばらしく、
今シーズンがおわるころには有能な解説者にそだっていそうだ。
彼女の一生懸命さにひかれてサッカーをみるようになった
なんちゃってファンもおおいのではないか。
前任者の山岸舞彩さんみたいに、
わかるようになったころに交代してしまうのはもったいない。
サッカー人気をささえ、ひろげていく存在として、
これからも彼女の活躍に期待したい。

posted by カルピス at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする