ブックスキャンから「書籍のPDF変換完了のお知らせ」がとどいた。
5月に25冊分を依頼し、8月10日におくったら、
たった1日でスキャンされたのだ。
さっそくキンドルペーパーホワイトでよんでみる。
まず、ブックスキャンの「マイ本棚」に保存されているPDFを
ダウンロードして自分のパソコンにとりこむ。
そこからアマゾンの「My Kindle」に
「Send To Kindle」というソフトでおくるのだけど、
ファイルが50Mをこえるとうけつけられない、
と表示され、さっそくこまってしまった。
これは、ダウンロードするまえにブックスキャンのサービスである
「チューニングラボ」を利用することで解決した。
このチューニングラボとは、PDF書類をみやすいように
末端にあわせて最適化するもので、
このサービスに依頼するとたしかに文字がくっきりするし、
ファイルのサイズが2/3くらいちいさくなる。
わたしがブックスキャンにおくったのは、
おおくても400ページの本なので、
チューニングラボをとおすことで
どれも50M以下におさまってくれた。
もうひとつめんどくさいのは、
PDF書類が「0101-201302509302235020130811102105555.pdf」
とかのファイル名であわらわれており、どのファイルがどの本なのかが
ダウンロードしないとわからないことだ。
プレミア会員だと、はじめから本の名前をファイルにつけてくれるけど、
一般会員の場合はオプションのサービスをつかうと
1冊50円がべつにかかってしまう。
ダウンロードしたあとで、1冊ずつファイル名を本の名前になおした。
とにかくそうやって「My Kindle」におくれば、
あとは自動的にそれぞれの末端に配信されるわけだけど、
ペーパーホワイトでよもうとすると、
残念ながら文字がちいさすぎて実用にならないことがわかった。
ペーパーホワイトでPDF書類をあつかうときには、
ページごとに文字のサイズをおおきくしなければならないし、
画面にあったおおきさにはなかなかならないので、
スクロールしながらよむことになる。
1ページごとにそれをくりかえす気にはさすがになれない。
iPadだときれいに表示されるし、iPadミニでもたぶん大丈夫だ。
わたしが電子書籍をよむのに最適だとかんがえた
6インチ画面のペーパーホワイトは、
スキャンした本をよむのにてきさないのだろうか。
わたしが依頼した2500円分22冊
(1冊100円が基本料金で、350ページ以上の本は
さらに100円かかるので、2500円では22冊になった)は
村上春樹の本を中心に、再読したい本ばかりをえらんだ。
何回でもたのしめる本がペーパーホワイトにはいっていれば、
ながい旅行にでても
まず活字にうえることはないだろうとかんがえたのだ。
長期旅行にそなえた電子書籍化のこころみは、
6インチというちいさくてe-ink方式をとる
ペーパーホワイトの存在が前提だった。
なにかいい方法がないかしらべてみよう。
もしだめなら、8インチのペーパーホワイトが発売されるのを
まつしかないのか。