スポーツに関するブログでしられるフモフモさんが、
「フモフモコラム」で代表メンバーの発表についてかいている。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/53044857.html
「ベンチの空気が結果を変える、なんて言います。
誰も腐らず、いい空気のベンチから熱い檄が飛べばピッチの選手も燃えるでしょう。
ならば、ベンチの背後…そこに届かなかった選手からのいい空気だって、
同じようにベンチの選手とピッチの選手を順番に燃やす効果があるはず。
「お前の結果は、お前だけのものじゃないぞ」
「みんなを代表してそこにいるんだぞ」
「不甲斐ない戦いなら俺が代わってやる」という熱気を、
実際に試合に出る選手のもとへ送ってほしいもの。
メールで、電話で、SNSで、自分自身の試合で見せるパフォーマンスで。
残念ながら登録メンバー30人に名前が上がらなかった選手たちの、
そういうカッコイイ姿があれば、
選ばれた30人も恥ずかしい戦いはできないはずですからね」
ほんとにそうだ。
今回のメンバーにえらばれた選手たちは、
それだけのおおきな責任をおっている。
「不甲斐ない戦いなら俺が代わってやる」という熱気で
背中をおされていることを わすれないでもらいたい。
今回の代表メンバー発表は、これまでにもまして むつかしい選考だったのではないか。
毎回ジョークとしてかたられる
「おれにサプライズ招集はかからなかった」みたいな発言は、
候補として名前があがり、残念ながらえらばれなかった選手たちの ヒリヒリした心情をかんがえると、
とても口にすることはできなかった。
中村憲剛選手は、「感謝」とタイトルで 選考からもれたショックをかたっている。
http://nakamurakengo.cocolog-nifty.com/message/2014/05/post-6735.html
一生わすれないだろうという喪失感に、4時までねむれなかったという。
なぐさめのことばなんて、とてもかけられない。
でも、憲剛ならきっと、時間をかけて喪失感を消化し、
気もちをきりかえてくれるだろう。
なにかの選考は、いつも残酷な結果をうむ。
でも、これで人生がおわるわけではない。
きっとなにかべつのめぐりあわせにより、
サッカーをやっていてよかったとおもえるときがくる。
えらばれなかった選手たちが、おおきなショックにめげず、
つぎのステップにすすむことをねがっている。