「べつやくれい」さんの記事にひかれている。
であいは「スパゲッティにソース味がないのは何でだ」という記事だった。
http://portal.nifty.com/kiji/140403163728_1.htm
これは、タイトルどおり、スパゲティにはいろんな味つけがあるのに、
なぜソース味だけはないのか、という疑問を追求したものだ。
まずスパゲティのメンでヤキソバをつくり、
つぎにヤキソバのメンでナポリタンをつくり、
さらにインスタントラーメンを野菜ジュースでつくりと、
おもいつくままに料理の可能性をためしている。
なんといっても絵がいいことと、
女性とはおもえない発想がおかしい。
で、いくつかべつやくさんの記事をよんでいるうちに、
「べつやくメソッド」という
とんでもない技術をおもいつかれたことをしった。
http://portal.nifty.com/2007/03/17/a/
「メソッド」というぐらいだから、
パソコンのソフトにもなり(残念ながらウィンドウズだけ)
おおくのひとが恩恵にあずかっている。
これは、どんなメソッドなのかというと、
おもったことを円グラフにかきこめば、
いろんな情報が視覚的にわかりやすく表現できる、というものだ。
頭にうかんだ感情のおおきさ・つよさが、グラフにそのままあらわされる。
「日本生まれの可視化手法『べつやくメソッド』とその支援ツール」が、
http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2007/04/post_3bc2.html
「べつやくメソッド」の概要をつたえている。
「“べつやくメソッド”とは、感想やインスピレーションなどを
1つの円グラフで表現する一種のプレゼンテーション技法。
複数の要素を印象の強い順に大きく表示することで、
文章で説明するよりも端的に内容を伝えられるのが特徴だ」

「『べつやくメソッド』では手書き風のフォントの素朴さが、
円グラフの理解度の促進に一役買っている。
アルファベット文字圏にこのような素朴な手書き風のフォントがあるのか、私は知らない。
『べつやくメソッド』が国際的になるためには、
このフォント問題がハードルになる可能性はある」
この、もっともな指摘については、「へた字フォント」が用意されている。
じょうずな字では感情がつたわらないので、
なんとしてもべつやくさん風のフォントがもとめられた
(わざとへたにかくのは、パソコンにとって
むつかしいことらしい)。
「へた字フォント」の開発により、
利用者が、べつやくさんの雰囲気を
かんたんに再現できる環境となった。
すばらしい。絵がかけるって、いいなー。
おそるべし、べつやくれい。
べつやくれいの、これはひとつの到達点だ!
などとズラズラかくよりも、
円グラフにしてしまうとたしかによくわかる。
このメソッドが開発されたのは2007年で、
あまりこの円グラフをみかけないのは
国際化にあたってなにかほかの欠陥があったのかもしれない。
べつやくれいさんの絵と発想にふれていると、
かたくとじたこころがほぐされていく。
わたしは、こういう世界で生きたいのではないか。
これこそが、わたしの生きるみちではないか。
わたしはいったいなにをまよっているのだろう。
しあわせになりたかったら、べつやくれいだ。