2014年08月03日

台風にもクラゲにもまけず、多岐のスイムランを完走する

出雲市多伎町でおこなわれたスイムランに参加する。
今年が29回目となる大会で、今回は359名が参加し、
そのうちの7割が県外からということだ。
わたしの恒例行事であり、この大会のために3ヶ月まえから準備にとりくむ。
いいタイムがでないのは年齢的にしょうがないとして、
完走できるだけのコンディションはととのえておきたいから。

けさまで台風12号の影響が心配された。
海があれていたら、大会が中止になるかもしれない。
中止になったら残念におもうだろうか、
それともうれしいだろうかとすこしかんがえた。
たぶん残念さのほうがつよいとおもう。

雨はふっているものの、
海に波はなく、予定どおり9時からのスタートとなる。
なんどやってもスタートまえはいやなものだ。
これから2.4キロおよぎ、そのあと21キロのランニングと、
3時間の競技をどうのりきるか。
いつにないことに、ことしはクラゲがおおいと
スタートまえの諸注意ではなされた。
さされて死ぬクラゲではないから、
安心しておよいでくださいといわれる。
クラゲにさされまくったとき、
それでもおよぎつづけるガッツがわたしにあるだろうか。
およいでから判断しよう、では、きっとやめたくなるから、
クラゲを理由に棄権しないことを スタートまえにきめる。
およいでいると、じっさいに5回くらいさされた。
そうひどいいたみではなく、
わたしのガッツをあまり発揮しなくてものりきれた。

ロングのコース、2.4キロをおよぎおえ、
海をふりかえると、およいでいるひとはあまりみえない。
わたしは高校生のときに国体に参加したことのある
れっきとした元スイマーなのに、
そしてそのあともほそぼそとトレーニングをつんでいるのに、
そんな人間のさきをゆくおじさん・おばさんたちは、いったいなんなのだ
(わかいひとはしょうがないとしても)。

ランニングにきりかえても、いつものように
うしろからどんどんおいぬかれる。
わたしより年配のひともおおい。
レースちゅう、ずっと小雨がふっており、
そのおかげであつさにくるしむことはない。
なんとかさいごまで自分の足をうごかしている気がした。
いつもだともっとつかれはて、自分の意思ではしっているというよりも、
ただ足をまえにはだしているだけの状態になる。
3時間10分〜15分でゴールしたとおもう。

これで、ことし最大のイベントがおわったわけだけど、
あんまり安心してしまうと、
またからだがうごくようになるまでに時間がかかるので、
きょうのレースがおわったことは「なかったこと」にするのが
このところの基本方針だ。
よろこびはほどほどにしておいて、
すぐに頭をきりかえる。
きりかえてなにをするわけではないとしても、
いったん気をゆるめると、ぐちゃぐちゃになりやすい。

このレースにむけて、2ヶ月まえから酒をやめていた。
一大決心をしてタイムをめざしたわけではない。
ついのみすぎて、つぎの日に酒がのこってしまうのを
なんどもなんどもくりかえし、
そんな自分がいいかげんいやになったのだ。
酒は、わたしのからだにあわないのかもしれない。
やめてみるとなんということもなく、
あつい日でもビールやジン・トニックがほしいとはまったくおもわなかった。
頭やからだが酒をもとめるというよりも、飲酒は習慣にすぎないのだろう。
レースがおわり、これから酒をまたのみだすかは 微妙なところだ。
酒をのまないなんて、つまらない人生のような気がするいっぽう、
せっかく身についたいい習慣をうしなうのはもったいないような。
このレースのうちあげのとき、こたえがでるだろう。

posted by カルピス at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする