2014年10月01日

トレーダージョーズのトートバッグを注文する

きゅうにおもいついてトートバッグを注文する。
自転車でないときは、いつもトートバッグをもってでかけており、
そろそろあたらしいのがほしくなった。
いまつかっているのは14年まえにかったものだ。
いいかげんくたびれてきたし、致命的なのが
醤油のシミがついていることで、
あまりにも日常をアピールしてしまう。
そういいながら、研修会や旅行など、
リュックでない場面では いつもお世話になっているけど。

注文したのはアマゾンのカタログにのっていた
トレーダージョーズのものだ。
あらい綿製で、質実剛健タイプのエコバッグ。
おもっていたよりおおきくて、このなかに
これまでつかっていたのがらくにはいってしまう。
とっては肩にかけるとちょうどいいながさで、
底がひろいせいか、床においたときにへたれこまず、
ある程度じぶんでたっている。
「自立」とまではよべない、中途半端なたちかたで、
それがトートバッグにおいて どれだけ意味があるのかはわからないけど、
なんとなくがんばりをみとめたい気になる。
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わたしがほしいもうひとつのカバンは、
13インチのマックブックエアーをいれるためだ。
わたしは自転車で移動することがほとんどで、
ノートパソコンをもちあるくことなどまずないし、
そもそも13インチのマックブックエアーをもってない。
もってないのにほしいのは、
あくまでもイメージだからだ。
細身のカバンにマックブックエアーと最小限の書類をいれ、
仕事さきで優雅にパソコンをとりだしすわたし。

そして、こういうふうにイメージが先行してのかいものは、
たいてい失敗することが これまでの経験からわかってきた。
必要にせまられて、よくかんがえずにかったもののほうが、
あとあとまで役にたっている。必要だからだろう。
なにかがほしくなり、それをあたまでいじくりまわすとよくないみたいだ。
必要だからかうのではなく、ほしいからかうのであり、
もっともらしい理由をさがしてるだけで、
けっきょくは必要ないのにかってしまう。
そして、こりずにおなじ失敗をくりかえすから 自分でもよくわからない。
そのものじたいは必要ないけど、かいものすることで
なにかがみたされたのだろう。
13インチのマックブックエアーでノマドするわたし、という
妄想の世界にはいらないうちに、
しばらくカバンの検索からとおざかろう。

肝心のトートバッグは、実物をみないでかったにもかかわらず、
おおむね気にいっている。
あんまりあたまのなかでいじくりまわさないうちに、
サッときめたからよかったのだとおもう。
しょせん「もの」であり、完璧なんてありえないので、
とどいた品にわたしがなじんでいけばいい。
たくさんものがはいるし、肩にかけてあるきやすい。
なにより醤油のシミがついてないので、
どんな場所にでももっていける。
L.L.Beanのものほど断固とした主張がなくて、わたしむきだとおもっている。

posted by カルピス at 22:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする