2014年10月27日

kindle fire HDX がとどく

注文していた kindle fire HDX がとどいた。
ペーパーホワイトはもっているけど、
6インチの画面では、自炊した本がよめないことがわかった。
老眼がはじまったわたしの目には、あまりにも活字がちいさすぎる。
ページごとに画面のサイズを調整すれば、みるのは不可能ではないが、
1ページずつそんなことをやってられないので、
ほかの末端をためしてみることにした。

kindle fireは7インチで、e-inkではない、
いわゆるふつうのタブレットだ。
ipad miniとどっちにしようかとまよったけど、
わたしはアマゾンからしか電子書籍をかったことがなく、
アマゾンに最適化されている末端という意味で、
キンドルシリーズからえらんだ。
1万9800円と、ipad miniよりずっとやすいことも
もちろんおおきい。
タブレットとしてではなく、本をよむためにしかつかわない。
ペーパーホワイトの7インチか8インチがでるのをまってたけど、
かんがえてみれば、自炊しなければ6インチでいいわけだから、
アマゾンが自炊した本のことをかんがえて
7インチのペーパーホワイトをつくるわけがない。
おおきな画面が必要だったらkindle fireをかいなさい、
といいたいのだろう。

kindle fireで自炊した本をよんでみると、
もうすこしおおきかったら、
つまり8インチのipad miniだったらもうしぶんないのに、
残念ながらすこしまだ活字がちいさい。
職場にあるipad mini(8インチ)で自炊本をみると、
じゅうぶんおおきな字で表示されていたので、
7インチでもいいとおもったのがまちがいだった。
7インチと8インチとの差は、自炊本をよむときに
とても重要な分岐点なのかもしれない。
本体をもったかんじはkindle fireもipad miniも
そうたいしてかわらないのに、
活字のおおきさは確実に1インチ分ちがう。
ペーパーホワイトとちがい、画面のサイズ調整はかんたんにできるけど、
それにしてもページをめくるたびにやるのはめんどうすぎる。
まあ、つかううちになれるだろう。

(PDFファイルの余白を調整するソフト「PDF Scissors」があり、
これでギリギリまで余白をきりとってからキンドルにおくると、
すこしましになることがわかった。
とはいえ、劇的な改善はのぞめない)

kindle fireのおもさは303グラム。
8.9インチのipadでは、とても読書という気にならないけど、
303グラムなら本をもっているようなものだ。
ねっころがってよんでも つかれない。

わたしは、自炊してくれる会社にたのんで、
これまでに30冊ほどの愛読書をキンドルにいれた。
くりかえしよみたい本ばかりなので、
末端がひとつあれば、ながい旅行でも不安はない。
これまでは、文庫本を10冊くらいリュックにいれたものだ。
文庫本といえども、10冊ももてば かなりかさばるし
おもさもずいぶんになる。
その10冊を全部よむかというと、
半分くらいはいつもそのままもってかえることになる。
10冊という数は、活字をきらさないための保険みたいなものだったから、
これからの旅行はずいぶん楽になるだろう。
残念なのは、「ながい旅行」なんて、
もう何十年もでかけたことがなく、そんなときのことを想定して
あたらしい電子書籍末端をかう必要はそんなにはない、という事実だ。
わたしの頭のなかは、いつもイメージが先行する。
旅行先の安宿で、日ごろはよめない本を
ゆっくりたのしむという「イメージ」が
わたしにとっての旅行であり、
旅行がしたいのか、本をよみたいのか、
そのどちらもやりたいのか、ほんとうはどうでもいいのかが、
ときどきわからなくなる。
わからないからkindle fireをあらたにかったりしたのだ。

このかいものが、まちがっていたのか うまくいったかは、
イメージにそった旅行をしてみないとたしかめられない。
旅行先でのkindle fireのつかいごこちを、はやくブログで紹介したい。

posted by カルピス at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする