注文したアルミ弁当箱がちいさすぎたことを
すこしまえのブログにかいた。
http://parupisupipi.seesaa.net/article/412385251.html?1421905135
あれからまたネットをさがし、
サイズもたしかめたうえで べつのお弁当箱を注文する。
きのうそれがとどいた
(ものをかわない生活をこころざしたはずなのに・・・)。
「モードライン」という商品で、
ふたとしきりはアルミでないのが残念なのと、
パッキンもついてるのがわたしとしては余計だけど、
なによりも1.1リットルはいるドカベンぶりをたかく評価した。
186×127×71ミリと、じゅうぶんなふかさがあるので、
もし本気でぎゅうぎゅうにつめたら かなりの量がはいる。
さっそくつかってみた。
おかずとしてたまごやき・ソーセージ・塩さばをやく。
あとは冷蔵庫にあるのこりものだ。
たまごやき・ソーセージ・塩さば(塩シャケ)という3点セットは、
きっとちいさなころ、なにかの体験がわたしの脳にすりこまれたのだろう。
毎回かならずこの3品をつくるわけではないけれど、
わたしとしてはこの3つがあると それだけでお弁当のランクがあがり、
おひるがまちどおしくなる。
いわば、シンボルとしての3点セットだ。
ごはんは、いつもつかっているおちゃわん1.5杯分をいれた。
それでもスカスカで、たよりなくみえる。
おかずも、71ミリのふかさがあるとあんがいいれにくい。
でも、このふかさは自由でもあるのだ。
量の調整がすごくかんたんで、どうにでもつかえる。
わたしがワンボックスタイプをさがすのは、
おかずとごはんの量を、自由にかえられることと、
できたてのおかずと、冷蔵庫にあったおかずを
あまりこまかく気をつかわなくても いっしょにあつかえることだ。
朝つくったおかずは、ごはんとおなじ側にいれたらいいし、
つめたいおかずは、わざわざあたためなくても(ほんとうか?)
しきりであたたかいおかずとへだてられる。
プラスチック製よりもアルミのほうがあらいやすいし、
なによりも、お弁当らしい圧倒的な存在感がたのもしい。
ここらへんのかんじかたは、年代によってちがうかもしれない。
アルミ弁当箱がじっさいに活躍していた時代をしっているものと、
レトロとしてみなおされてきたいま、はじめてみるひとと。
高校2年生のむすこにお弁当をみせてきいてみたら、
とくにふるくさいとはおもわないそうで、
しつこく感想をもとめると「いいんじゃないの」だった。
配偶者は、レンジであたためられないのがいやみたいだ。
レンジをはじめから否定するいさぎよさを
アルミ弁当箱の魅力のひとつと わたしはとらえている。
余分な電気をつかわない覚悟がすてきだ。
あたたかい状態でたべようとおもえば、
むしたり保温器にいれたりと、ひと手間かけるのが またいとおしい
(それも余分なエネルギーではないのか、なんておもわないように)。
アルミはたべおわったあと、あらうのもかんたんだ。
プラスチック製だと、あぶらがなかなかおちないけど、
アルミはお湯をかけただけで あらかたきれいになっている。
さすがにドカベンだけあり、ぜんぶたべたら
しばらく休憩しないとうごく気になれない。
12時にたべはじめ、きっちり1時までやすむこと。
そとではたらくひとのためのお弁当箱、といっていいかもしれない。