毎日たのしく「村上さんのところ」をよんでいる。
わかいひとはおもったことを率直に質問してくるし、
そこそこの年齢の方も、村上さんのまえではすごく素直だ。
不倫についての相談が なぜだかすごくおおい。
村上さんは「がんばってください」とよく回答にかいている。
わたしは基本的に「がんばって」がきらいだけど、
村上さんの「がんばって」は、
そうとしかいいようのないニュアンスがつたわってくる。
てきとうに返事をしているわけではなく、
努力でどうにかなるものではないときは
たしかに「がんばって」というしかないなー、とおもう。
うまくいかないことがわかっていても、
やらなければならないときもある。
にげるわけにいかないときは、まえにすすむしかない。
「がんばって」というのはそんなときなのだろう。
「村上さんなら」という限定つきで
「がんばってください」は含蓄のあることばだ。
浮気した夫が、ごきげんとりに『女のいない男たち』をかってきた、
というはなしがおかしかった。
「いやーなんていったらいいのやら。
ムラカミさんも浮気したんだね〜」
なんて、すごく調子がよくてにくめない「夫」だ。
さすがにこのときの回答は、「がんばってください」ではなかった。
いろいろな質問があり、村上さんらしい回答があり、
とてもたのしい。