わたしのすんでいる町には3つのブックオフがあり、
だいたい月にいちどのわりあいでどの店にも顔をだすようにしている。
先週は、たまたまそんな日がつづき、
1週間で3ヶ所全部をたずねた。
あわせて40冊ほどをかう。どれも100円コーナーの本だ。
家の本棚がいっぱいになり、いれるところがなくなってきたので、
とりあえず本を床におく。
それを3回くりかえすと、さすがにじゃまなかたまりになってきた。
作家べつにわけても、どこにもひっかからない本がおおく、
かたまりはなくならない。
根本的に本棚をととのえないと
どうにもならなくなっているのだ。
せんじつのブログでかいた日下三蔵氏の書庫なんかをみると、
うちの本棚事情なんて問題ですらないわけだけど、
それでもいれる場所のない本はこまった存在だ。
いくつかの対応がかんがえられる。
・ながい人生のあいだに、このような体験をもつのは
そうわるいことではない
・イスラム国やボコ・ハラムなどの問題をおもえば、
たいしたことではない
など、おおげさにとらえたり、「すりかえ」たりの技だ。
あるいは「みなかったこと」「なかったこと」にするという、
むかしからの作戦もつかえないわけではない。
しかし、いずれにしても「いま」をやりすごすだけなので、
ちかいうちに なんらかの対応が必要なところまできた。
いまかんがえているのは
『ミニ書斎をつくろう』(杉浦伝宗・メディアファクトリー新書)
で提案されている、ブロックと板をつかった本棚だ。
これだったら大工仕事が苦手なわたしでもなんとかなるし、
かった本棚よりもたくさんの本をおさめられるだろう。
問題なのは、いまある本棚をどけて ブロックと板をもちこむに、
ある程度の労力をともなうことで、
めんどくささから、なかなか腰があがらない。
わたしの理想は、
・ざっと作家別・ジャンルべつにわけてあり、
・あたらしくかった本を「とりあえず」おさめるコーナーがある、
の2点をおさえてある本棚であり、スペースだ。
かった本をはじめは分類せずに、
かった順番にならべておくのはあんがいわかりやすい方法で、
そのうちおちつくところが自然とみつかる。
エバーノートでいうところの「Inbox」だ(えらそう)。
あんまりながいことほっておくと、
そのスペースだけで本棚が占領されてしまうので、
ときどきチェックする。
図書館でかりた本だけは、
これとはべつにならべておくコーナーがあったほうがいい。
と、おもっているのに、
この理想どうりにはなかなかいかない。
ジャンルわけが機能しなかったり、
あちこちに にたような分野の本がちらばっていたりと、
ごちゃまぜの状態がつづいている。
そもそも全体のスペースに余裕がないからこうなるわけで、
はやくブロックと板をつかって・・・(以下くりかえし)。
ほんとうに、本をついかってしまうひとは、
本のおき場所問題を、どうやりくりされているのだろうか。