2015年04月23日

田んぼの草かりと水はり

いい天気がつづき、気温もあがってきた。
田んぼにでかけ、草かりと水はりをする。
春にそだった草が田んぼのなかでのびてきたので、
それを草刈機でかり、そのあと用水路から水をひく。
2週間ぐらい水をはった状態にしたら 草のいきおいがよわるので、
そのあと種まき(じかまき)というながれだ。
わたしがめざす福岡さん方式の自然農法がうまくいけば、
草かりはやらなくてもいいはずだけど、
いまの田んぼに種をまいたら きっと草にまけてしまうだろう。
最初だけはお手つだいさせてもらおうとおもった。

ふつうの稲作だったら、田うえのまえに3回ほどたがやして、
土をこまかくするところを、
わたしの田んぼは まえのもちぬしが
きょねんの秋にたがやした1回きりですませようとしている。
これからさき、どれだけ手間をはぶけるかたのしみだ。

水はりは、田んぼのちかくをながれる水路から
田んぼまで水をひけるようになっているので、
そこをせきとめればいい。
水の量は板をつかって調整する。
いきおいよく水がながれている水路なので、
4時間ほど水をひくと、田んぼに10センチくらい水がたまった。
田んぼから水をだす排水口も4ヶ所あり、
水をきりたいときはそこをひらくようになっている。
いまは水をためたいので、排水口は板でせきとめた。
せきとめたつもりでも、底のほうから水がもれていたけど、
そんなに完璧をめざさなくてもいいだろうと、
きょうのところはこのままにして、様子をみることにする。
あとはこの状態をたもつように、水の量を板で調節しながら
稲がそだつ数ヶ月をすごす。

わたしがかりた田んぼは、そこだけ孤立した場所にある。
農薬と除草剤をつかわないので、病気になった、虫がでたと、
まわりから苦情をいわれるとやりにくいけど、
おとなりさんに気をつかわなくてもいいのは すごくたすかる。
水の管理も、自分の田んぼのことだけをかんがえればいいようになっており、
水について、どこからも文句をいわれることがない。
だからといって、田んぼがすごくせまかったり、ひあたりがわるいわけでもない。
ほんとうに、絶好の場所をかりることができた。

草かりは、田んぼだけでなく、まわりの斜面や道路ぎわもうけもつことになる。
あしもとがわるい場所がおおく、
2時間ほど草刈機をうごかしていたら、
けっこうつかれてしまった。
きょうは田んぼでゆっくりしようとおもい、お弁当もちできている。
家からキャンプ用のガソリンストーブやヤカンなどもってきた。
お湯をわかして紅茶をいれる。ピクニック気分の休憩だ。
あそんでるみたいで すごくたのしい。
農作業というと、手間をかけてなんぼ、みたいにいわれており、
苦労とセットでかんがえられることがおおい。
福岡さんの自然農法は、
人間がよけいなことをしなくても、
ぜんぶ自然がうまくやってくれる、というもので、
まわりからすれば、なまけものの米つくりにみえるかもしれない。
わたしとしては、やらなくていいことは できるだけしないですませたい。

1ヶ月ほどまえにうえたジャガイモとエンドウのようすをみに、
畑へいってみる。
ジャガイモとエンドウとも、芽がでている。
たがやさずに、草のなかに種をうめたエンドウが、
その草のなかから顔をのぞかせている。
きれいに整理され、草がはえていない畑より、
草といっしょにそだっているエンドウはうつくしいとおもう。
わたしのすきな風景だ。
どんなふうにそだっていくだろうか。
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posted by カルピス at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする