2015年09月03日

日本の大学進学率は意外にひくい

高校3年生のむすこに
進路についてたずねると、
大学へいきたいという。
まえは大学なんかにいかないではたらく、
といっていたのに どうしたことだ。
大学生になったいとこが
たのしそうにあそんでいるのをみて
影響をうけたのではないか。

大学へいったからといって
勉強するわけはないのだから、わたしとしては
むすこがいきたかったら いってもいいし、
いきたくないのなら、高校をでて
すぐにはたらいてもいいとおもっていた。
本音では、就職ときいて安心していた。
いきたいというのなら、
しょうがないか、というかんじだ。
とにかく、最低でもあと4年間は
学費がかかることになる。

というのが4月のはなし。
進学をこころざしたからといって、
むすこがとくによく勉強するようになったわけではないし、
わたしのほうも学費をまえに
腹のきまらない状況がつづいている。

8月30日の朝日新聞に
「大学 少子化の荒波」という記事がのった。
大学進学率を国べつにみた表もあげられている。
日本は33カ国ちゅう23位で、
下からかぞえたほうがはやい。
アジアでは、韓国が日本の上をゆく9位だ。
日本の大学進学率は、ぜんぜんたかくないことになる。
わたしが学生のころにきいたのは、
ヨーロッパの国々は、階級が日本より固定されているし、
そもそも勉強したくない学生が
大学進学を希望したりしない、というはなしだった。
それなのに、階級の国 イギリスは進学率が67%(10位)だし、
マイスターの国、ドイツにしても
日本よりたかい53%(20位)だ。
国によって大学のなりたちや授業料などはちがうだろうし、
専門学校などをどう評価するかにもよるので、
かんたんには数字にあらわれないのかもしれない。
でも、とにかく単純に比較すると、
ほかの国にくらべ 日本の進学率はたかくない。

日本だって、大学がふえなかったわけではなく、
それどころか 質をともなわずに やたらとふえたので、
「駅弁大学」などと批判的にさげすまれていた。
記事によると、全国にある大学は5月時点で779校あり(短大をのぞく)、
1949年とくらべ約600校もおおい。
それなのに、先進国のなかで
日本の大学進学率はたかくないということは、
ほかの国なみにしようとおもえば、
もっとたくさんの大学が必要なことになる。

経営的にみると、いまでもくるしい大学がおおいらしい。
どう考えても大学数と18歳人口の推移が合わない。今の約780校では多すぎる。150校ほどがなくなっても仕方ないと思います。(諸星裕氏)

というみかたも記事のなかで紹介されていた。
いっぽう、人材を確保するには、
大学をへらすべきではない、というかんがえ方もある。
日本の進学率をどうみるかは、
大学になにをもとめるかによってちがうのだろう。

わたしは大学の授業に期待しないけれど、
なにかにうちこんだり、うちこまないまでも、
自由な4年間を体験するのは わるくないとおもっている。
その時間をどうすごすかは 本人しだいだ。
しかし、それではものわかりがよすぎるような気もする。
勉強しながら学生のときに事業をおこし、
たくさんお金をかせげるようになれ、
それで父ちゃんにおこづかいをくれと
本音をぶちまけたほうがいいだろうか。
塾にいっているわけでも、
家庭教師についているわけでも、
ひとりで勉強しているわけでもなく、
しっかりあそんでいるだけなので、
大学にすんなりはいれるわけがないようにおもう。

サッカーでは、自分たちの試合はこびができないときのために、
プランBをもってないと、
このまえのシンガポール戦みたいなことになる。
おまえのプランBは就職だと、
はやめにプレッシャーをかけたほうが
へんなことにならないかもしれない。
サッカーの場合、結果がでなければ監督の首がとぶ。
家族では、最大のスポンサーである配偶者のさじかげんで、
どうにでもなりそうだ。
わたしは 気もちだけはあっても ちからのない、
サポーターみたいな存在にすぎない。

posted by カルピス at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする