2015年09月27日

なんとなくできたハデづくり

イネかりにそなえてハデづくりをする。
ハデとは、かりとったイネをかわかすための
おおきな洗濯ほし場みたいなもので、
地域によっていろいろなよび名・形がある。
ふつうハデづくりは何人かがチームでとりかかる。
わたしひとりでは、どんなハデができるだろう。

不器用なわたしにとって、
ハデづくりはひとつのハードルかとおもっていたのに、
あっけないほどかんたんにできた。
作業時間は90分くらい。
わたしの田んぼはパラパラとイネがはえている程度だから、
ちいさなハデで用がたりるからだ。
8メートルのながさで、2段のつくりにした。
もしたりなかったら、3段目をうえにたせばいい。
それくらいのたかさだと、そんなに頑丈につくらなくても
たおれたりしないだろう。
ハデのなかには5段以上にくんだものがあり、
たかくなるほど しっかりささえなければ
風をうけたときにたおれたりする。
せっかくイネをたてかけたハデが グシャリとこわれたら、
もういちどたてなおすのに、めちゃくちゃ手間がかかる。

柱になる木を田んぼにつきさして、
竹ざおをその柱にわたしていく。
それだけでは風によわいから、
ささえる木を柱にとりつける。
ラグビーのスクラムみたいに
どこからおされてもたおれないような
説得力のある形をイメージしてとりくんだ。
もちろんわたしにそんな仕事ができるわけがなく、
できあがったのは必要最低限のなんちゃってハデだ。
ハデづくりなんて、経験豊富なひとにしかできないとおもっていたけど、
そこそこのものなら だれにでもつくれる。
イネをかわかすという 用がたりればいいのだ。
ハデづくり.jpg
いまのコメづくりでは、
コンバインでのイネかりがおおく、
ハデをあまりみかけなくなった。
コンバインだと、イネかりと脱穀をいちどにしてくれるので、
イネをほす作業が必要ないからだ。
そもそも米づくりじたい、
自分の家でやるというよりも、
会社へうけおいにだすことがほとんどだという。
田んぼは自分のものだけど、
田うえからイネかりまでぜんぶその会社がやってくれる。
うけおう会社としては できるだけ省力化したいので、
ハデなんかつくらずに
コンバインでいっぺんに仕事をすませる。

わたしがやりたい自然農法は、
おおきな機械となじまない。
イネかりも、とうぜんカマだけの仕事となる。
ただ、ひとりでやることにこだわっているわけではなく、
もうすこしかかわってくれるひとをふやして
にぎやかにやれたらとおもっている。

posted by カルピス at 11:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農的生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする