2015年10月06日

ハチにさされたらどうするか

ハチにさされる。
きのうはしりあいのお茶畑で、番茶つみを手つだっていた。
オレンジ色のハチだった。スズメバチではない。
外で仕事をしていたら、ハチにさされるなんて だれにでもおこりえる。
日常茶飯事だろうから、
対処法がひろくしられているとおもってたら
あんがいそうでもなかった。

まわりのひとがいうには、
口で毒をすうだとか、
さされてもひとによってはたいしたことないとか、
2回目だろうが1回目だろうが、
さされた回数に関係ないとか、
あんがい正確な知識はいきわたっていない。
民間療法では、歯クソをつけるといいらしい。
ハチにさされたというだけで本人はあわてているので、
気分がわるくなったような気がするし、
息もなんだかくるしい。
なんだかもうすぐすごいショックがやってきて
いまにも死ぬような気がしてきた。

畑に薬をもってきてないので、
しりあいがとりあえずキズぐちをしぼって毒をだしてくれる。
そのあと休憩をはやめにとってもらい、
畑(といってもほとんど山)からおりて事務所にもどる。
ハチにさされたときの薬があったのでぬってもらう。
しりあいがネットで応急処置をしらべてくれた。
アイスノンを手ぬぐいでくるみ、さされたところをひやした。
さいわいショック症状はなく、そのまま仕事をつづける。

夜になったらはれる、
あしたはひとまえにでれないんじゃないか、
今夜はお酒をのめないよ、とおどされる。
心配しているのか いじくっているのか、ビミョーなところだ。
家にかえってから、わたしもネットで
ハチにさされたときの対応をしらべてみた。
https://www.city.sado.niigata.jp/fire119/emer/care/bee/index.shtml
1.針をぬく
2.毒をあらいながす
3.虫さされの薬をぬる
4.ひやす
となっている。
こわいのがはげしいアレルギー反応としての
アナフィラキシーショック症状で、
口のなかがしびれたり、息ぐるしくなったりするらしい。
「20〜30分ほど様子を見て、
 異常がないようならひとまずは安心」らしい。

さいわいわたしの場合はきゅうなアレルギー症状はなく、
ズキズキしたいたみがしばらくつづいたくらいだ。
つぎの日になると いたみはほとんどなく、はれもひいていた。
すぐに毒をしぼりだしたのが よかったのだろう。

これまでなんどもハチにさされたときの応急処置をきいているのに、
いざとなるとなにも頭にうかんでこない。
おしっこをかけてもしょうがないのはしっている。
あと、なにをすればいいんだっけ?
なにごとも、自分がいたい目にあわないと
ひとは学習しないらしい。
たとえば、山で熊にであったときにどうすればいいか、
さんざん話題になった気がするのに、
あんがい正確な情報は しられていないのではないか。
まさか死んだふりをするひとはいないとおもうけど、
ほんとうは どうすればやりすごせるのか。

ハチはともかく、熊とであってから学習しても
手おくれになってしまう。ネットをみる余裕はないだろうし。
なにごとも、自分のこととして はなしをきいておいたほうがいい。
ネットをみると、いろいろな対応が紹介されているけど、
じっさいに山でおおきな熊にばったりであったら
冷静ではいられないだろう。
であったときの対応よりもまず、
であわないための用心が大切みたいだ。

posted by カルピス at 11:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする