ネコの写真がはってあった。
「飼い猫と使い捨てカイロってよく出来てるとおもいませんか?」
とある。
http://portal.nifty.com/kiji/151206195219_1.htm
「これよくできてんなー」は、
文字どおり、よくできているとおもうものに
いまさらながら感心する企画だ。
つかいすてカイロは たしかによくできているといえるだろう。
でも、「飼い猫」がよくできてるって、なんのことだろう。
ネコとカイロにいたるまでに、
いろいろな「よくできてるなー」が紹介されている。
・イカ
・エビ
・鶏卵
・家畜
そりゃ、自然界に生きるものはどれも
「よくできている」にきまっているとおもうけど、
それはヤボというものだ。
それぞれの「よくできている」点を
もういちどよくかんがえてみると、
たしかに「よくできている」。
肝心のネコ版「よくできてるなー」は、
飼い主は猫を撫でることを好み、猫は撫でられることを好む
という、もってうまれた性質をいうらしい。
かわいいネコをみれば、
なでずにはおれなくなる心理。
それをうけるネコのほうも、
なでられるのがもともとすきなのだから
投稿した方にすれば
「よくできてるなー」になるのだろう。
子犬は?とか、人間の赤ちゃんは?なんて
つっこんではならない。
ここはやはりネコがいちばんおさまりがいい。
記事のトップにかわいいネコの写真があるので、
なんのことかとおもったら、
こんなささやかなはなしだった。
でも、そんなのあたりまえ、ときりすてるよりも、
そうやって いちいち「よくできてるなー」と感心したほうが、
世界はスムーズにまわりそうだ。
わたしはピピをみると なぜなでたくなるのか、
なぜほっぺたにスリスリしたくなるかが わからなかった。
こたえは「よくできている」から、だったのだ。