ゆうべは なんだかひどくさむいなー、とおもったら、
カゼをひいていたようだ。
夜なかに関節やノドがいたくなる。
ただ、熱はないようで、気分もわるくない。
かるいカゼだったのか、おきたときには なおっていた。
ときどき こんなことがおこる。
ねるまえにのんだ2杯の赤ワインがよかったみたいで、
ぐっすりねむれたし、かといって二日よいにもなっていない。
カゼがなおったときはいつもそうだけど、
頭とからだがすっからかんになる。
胃袋もからだになじんでおらず、
からだのいろんなところがバラバラに存在し、
ただいっしょにくっついているだけ、というかんじだ。
もとにもどるには、リセットとチューニングが必要となる。
といっても、じっさいはたいしたことではなく、
わたしの場合は、からだをうごかせば
たいていの場合、かんたんにリセットされる。
きょうは ものすごくはやくあるくひとと
いっしょのおでかけが仕事だった。
どれだけはやいかというと、時速7キロくらい。
これくらいのはやあるきだと、はしったほうがらくだ。
そのひとについて、2キロほどいっしょにあるき、
そのあとプールでおよいだら、
頭とからだのピントがあってきた。
わたしにとってのリセットは、
このように からだをうごかす以外 かんがえにくい。
今朝の朝日新聞に、
「私をリセットする方法」(土曜日版be)がのっていた。
なにをもって「リセット」とよぶのかによるとおもうけど、
1位 睡眠
2位 おいしいものを食べる
3位 お茶・コーヒーで一服
ときて、
4位にようやくウォーキング・散歩がはいる。
以下、
5位 飲酒
6位 音楽鑑賞
7位 本・雑誌を読む
となっており、わたしのように
からだをうごかさないとリセットできないものにとっては、
リセットが必要なときに、
音楽鑑賞や本をよむ気になれるのが不思議におもえる。
睡眠が1位にくるほど おおくのひとが
気分転換をじょうずにしてるのなら、
うつ病などは 縁がなさそうだけど。
9位の映画・演劇鑑賞は、わかる。
21位のスポーツ観戦も、おなじだ。
鑑賞する対象がすぐれていれば、
受動的なとりくみでも 気分がかわるだろう。
わたしにとってのリセットは、
脳になんらかの物質が分泌され、
頭とからだがまえの状態から はっきりかわることで、
そのためには からだをうごかすのが いちばんてっとりばやい。
今回の調査「私をリセットする方法」は、
リセットというよりも ストレス解消の方法について
読者がこたえた結果におもえる。
わたしにとってのストレス解消というか、
ストレスをかかえこまない方法は、
「かんがえない」で、ちょっとしたコツを身につけないと、
だれにでもできるわけではない。
「ま、いいか」といっしょに「かんがえない」を
つかえるようになると、
たいていの問題はどうでもよくなる。